「おごるよ」と言いたいときに使えるフレーズ「It’s on me.」を紹介します。
友達や同僚におごりたいときには、この一言でさらっと「おごるよ」と伝えることができます。
「It’s on me.」という表現について、詳しく見ていってみましょう!
「It’s on me.」の意味
「It’s on me.」は、以下のような意味で使うことができます。
- 「私のおごりだよ」
- 「私が持ちます」(会計のとき)
自分が相手の分まで支払いをするときに使う表現です。
おごるの「お」の字もないような英単語の組み合わせですが、このシンプルな表現で「おごる」と言えてしまいます。
ただしもちろん、会計する場面が成り立つときに使ってください。
「あれ、家のカギどこやったっけ?」
「お前の頭の上に乗ってるやん!」
「あ、俺の上か!」(”It’s on me!”)
なんてときには、「おごる」って意味にはなりませんので、注意してください(漫才のときだけ注意しておけばよさそうですね)。
「It’s on me.」の例文・使い方
「It’s on me.」はもうそれだけで文章が成り立っているので、そのまま一言使ってもらえば大丈夫です。
少し単語を変えていくと、以下のようにバリエーションが広がります。
It’s on me.
「おごるよ」
Dinner is on me.
「ディナーは私がおごるよ」
This one is on me.
「これは私がおごるよ」
(↑一軒前の店で、相手に払ってもらったときなど)
It’s on the house.
「店のおごりだよ」
(↑バーなどでよく聞かれるフレーズ)
「It’s on the house.」は、アクション映画でバーに入ったシーンなんかで出てくるイメージがあります。
バーのマスターが良い人だったら、聞けるフレーズです。
「It’s on me.」の言いかえ表現
「It’s on me.」のほか、「おごるよ」というときに定番のフレーズは
- “I’ll treat you.”
- “It’s my treat.”
というように、「treat」を使う場合もありますね。
“It’s on me.” とサラっというより、ちょっと丁寧な感じに聞こえます。
また、「一杯おごるよ」のようにドリンクをおごるときには、
- “Let me buy you a drink”
- “I’ll buy you a drink”
なども使ってみてください。
外国人とバーに行ったときなんかに、重宝すると思います。
(もちろん、あなたがおごる前提ですが…笑)
ぜひ「It’s on me.」とあわせて、試してみてください!
「It’s on me.」を使うシチュエーションの例
「It’s on me.」をどんなシチュエーションで使うのか、例を考えてみましょう。
カフェで友達とゆっくりおしゃべりしていたあなたは、急に職場から呼び戻されることになり、店を出なければなりません。
わざわざ呼び出されて、友達の悩みをずっと聞いていたのはこっち……だけどそこは大人の対応で、自分が会計を済ませることにします。
そんなとき、友達に一言 “It’s on me.” と言って、素早く会計をしてしまいましょう。
友人と食事したり飲んだりした後に、さらっとこのセリフを吐いて支払いを済ませると、かっこいいですね!
「It’s on me.」の語源・由来
「おごる」って意味がまったくなさそうな「It’s on me.」というフレーズ。
なぜこれが「おごる」になるかというと、
- お店で支払うべきお金(支払いの責任)が自分の上に乗っている
というようなイメージですね。
日本語の「持ちます」というのも似ていますが、一時的な負債を自分が所有しているといった感じです。
まとめ
今回は、人におごってあげるときの定番フレーズ「It’s on me.」を紹介しました。
よくご飯に行ったり飲みに行く友達がいれば、たまには “It’s on me.” といって、支払ってあげるのもいいですね。
日ごろの感謝をこめつつ、おごってあげてみてください!
▼友達や同僚に使うオススメの表現