『スター・ウォーズ』の英単語!英語タイトル一覧、名言、キャラなどを紹介

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スター・ウォーズを英語で説明!用語、タイトル、人気キャラを語ろう

あなたは『スター・ウォーズ』(Star Wars)を観たことがありますか?

  • 「観たことはなくてもなんとなく映画のイメージがわく」
  • 「有名なキャラクターなら知ってる」

という方もいるかもしれませんね。

『スター・ウォーズ』シリーズは、40年以上も前から続いているハリウッドの超人気映画で、世界中にファンがたくさんいます。

英語圏の国に行ったり、映画やドラマを見ていたりすると、会話のネタとしてもよく登場します。

『スター・ウォーズ』に出てくる用語や名言、キャラクターは、もはや英語圏では「知ってて当たり前」のようなものなのです。

英語の上級者レベルに到達したい!と思うのであれば、『スター・ウォーズ』について少しでも英語で語れるようにしておいて絶対に損はありません!

ということで今回は、英会話にも役立つ『スター・ウォーズ』の英単語、英語タイトル、人気キャラ、名言などを紹介、解説していきます。

以下、ストーリーのネタバレとなるような情報も入っていますので、気をつけてください。

目次

『スター・ウォーズ』独特の英単語

『スター・ウォーズ』の独特の英単語

まずは、『スター・ウォーズ』の世界観を知っておくための独特な英単語があります。

特に一部の用語はあまりにも有名すぎて、いろんな文脈で使われることもあります。

ここでは、特に知っておいたほうがいいスター・ウォーズ用語の英単語を紹介していきます。

Force(フォース)

『スター・ウォーズ』の世界観を理解するために、一番大事になってくるのがこの「フォース(Force)」という概念です。

もともと英語で「force」という英単語がありますが、映画内では固有名詞で頭文字が大文字になり、使うときは定冠詞「the」をつけます。

「the Force」といった感じですね。

フォースは、「銀河全体に満ちあふれ、すべてをつないでいるエネルギー体」を表す言葉です。

そして、このフォースを敏感に感じ取って操ることのできる「フォースの使い手(Force-wielder)」と言われる人たちがいます。

フォースには、

  • 落ち着いている人が使う「ライトサイド(light side)」
  • 恐れや怒りなどの負の感情を持った人が使う「ダークサイド(dark side)」

の2つの面があります。

この「light side」「dark side」という英単語も、日常会話でたくさん使われることがあるので、覚えておきましょう!

Jedi(ジェダイ)

フォースを使って世界を守る戦士たちのことを「ジェダイ(Jedi)」と言います。

ジェダイは戦士なんですが、本来は攻撃するためではなく、知識や防御のためにライトサイドのフォースを操れるよう鍛えられています。

英語では、「ジェダイの集団」を

  • the Jedi
  • Jedi Order

などと表現します。

「戦士の一員」を表す場合の英単語は

  • a Jedi
  • Jedi Knight

といった感じです。

そして、ジェダイの中でも特に力の強い者たちは「ジェダイマスター(Jedi master)」という位が与えられます。

こちらもあわせて覚えておくといい用語ですね!

Lightsaber(ライトセーバー)

「ライトセーバー(Lightsaber)」は、フォースの使い手が使用する武器のことです。

剣に似た形をしていて、特殊なビームを発します。

イギリス英語では「Lightsabre」と表記されることもあります(実際、オックスフォード英語辞典には「Lightsabre」というスペルで掲載されています)。

Padawan(パダワン)

「パダワン(Padawan)」は、ジェダイの戦士になるための見習いを表す英単語です。

基本的に可算名詞で、一人なら「a Padawan」、複数形なら「Padawans」となります。

ここまで見てきた

  • Force
  • Jedi
  • Lightsaber (Lightsabre)
  • Padawan

の4つの単語は、2019年にオックスフォード英語辞典に掲載されました。

正式に英単語として認められたとも言えるこの4つの単語は、特に覚えておくといいでしょう。

Sith(シス)

「シス(Sith)」は、フォースのダークサイドを操る使い手たちのことを表します。

シスは映画内では敵とされていて、「シス卿(Sith Lord)」と呼ばれることもあります。

Galactic Empire(銀河帝国)

「銀河帝国(Galactic Empire)」はシスの支配下でできあがった国家で、銀河全体の支配をもくろんでいます。

そのため、『スター・ウォーズ』ではこの帝国自体が「敵」の存在となります。

映画では「Galactic」を省略して「the Empire」と言うことのほうが多いです。

Stormtrooper(ストームトルーパー)

「ストームトルーパー(stormtrooper)」は、白いよろいのような防護服を身につけた銀河帝国の兵士のことです。

複数形は「stormtroopers」となります。

Rebel Alliance(反乱同盟軍)

「反乱同盟軍(Rabel Alliance)」は銀河帝国に立ち向かうための軍隊のことですが、英語での正式名称は「The Alliance to Restore the Republic」です。

一般的には「Rebel Alliance」として知られ、他にも「Alliance」「the Rebellion」という呼び方もあります。

反乱同盟軍の基地は銀河内にいくつかあり、有能な飛行士(pilot)がそろっています。

Millennium Falcon(ミレニアム・ファルコン)

「ミレニアム・ファルコン(Millennium Falcon)」は、『スター・ウォーズ』のヒーロー的存在であるハン・ソロが乗る戦艦です。

ハン・ソロはスター・ウォーズキャラの中でも特に人気なので、そのハン・ソロが操縦するこのミレニアム・ファルコンはファンの憧れの的と言えます。

Death Star(デス・スター)

「デス・スター(Death Star)」は、銀河帝国の宇宙ステーションです。

形は丸くて大きく、惑星のような見た目をしていて、惑星を丸ごと吹き飛ばせるほどの攻撃力を備えています。

Star Destroyer(スター・デストロイヤー)

「スター・デストロイヤー(Star Destroyer)」は、銀河帝国が使う宇宙戦艦の名前です。

圧倒的な攻撃力がある大きな戦艦で、スター・ウォーズファンに大人気の乗り物でもあります。

『スター・ウォーズ』の英語タイトル

『スター・ウォーズ』シリーズは1977年から続いていて、2019年12月の時点で全9作品もあります。

ここからは、シリーズそれぞれのタイトルを英語で紹介していきます!

まず、シリーズは3作ごとに段階が分かれていて、それぞれ

  • Original trilogy(旧三部作)
  • Prequel trilogy(新三部作)
  • Sequel trilogy(続三部作)

と呼ばれています。

新三部作の「prequel」という単語は、「過去を描いた続編」という意味です。

「前」を表す接頭辞「pre」と、「続編」を表す「sequel」が合体した単語になります。

この三部作それぞれの英語もよく会話で出てくるので、覚えておくといいですね!

英語タイトルの一覧は、以下のとおりです。

  1. Episode IV – A New Hope(エピソード4 / 新たなる希望)
  2. Episode V – The Empire Strikes Back(エピソード5 / 帝国の逆襲)
  3. Episode VI – Return of the Jedi(エピソード6 / ジェダイの帰還)
  4. Episode I – The Phantom Menace(エピソード1 / ファントム・メナス)
  5. Episode II – Attack of the Clones(エピソード2 / クローンの攻撃)
  6. Episode III – Revenge of the Sith(エピソード3 / シスの復讐)
  7. Episode VII – The Force Awakens(エピソード7 / フォースの覚醒)
  8. Episode VIII – The Last Jedi(エピソード8 / 最後のジェダイ)
  9. Episode IX – The Rise of Skywalker(エピソード9 / スカイウォーカーの夜明け)

エピソードは4から始まって、6で旧三部作が終わります。

その後、1~3の新三部作、7~9の続三部作とつづいていきます。

エピソードの順番がちょっと違うので、注意してくださいね。

それでは、それぞれの英語タイトルを詳しく見ていってみましょう。

まず、旧三部作(Original trilogy)の紹介です。

Episode IV – A New Hope(エピソード4 / 新たなる希望)

1977年に制作された、シリーズの記念すべき第1作目。

『スター・ウォーズ』シリーズは、エピソード4から始まります。

「希望」を表す「hope」は可算名詞、不可算名詞どっちにもなる名詞ですが、この場合は冠詞の「a」がついて可算名詞扱いとなっています。

Episode V – The Empire Strikes Back(エピソード5 / 帝国の逆襲)

1980年に制作された、旧三部作の第2作目です。

「Empire」というのは先にも解説した銀河帝国のことです。

「strike back」というフレーズには「反撃する」という意味があります。

Episode VI – Return of the Jedi(エピソード6 / ジェダイの帰還)

1983年に制作された、旧三部作の完結編です。

「return」「帰還」を表す言葉です。

次に、新三部作(Prequel trilogy)を紹介します。

新三部作は、旧三部作よりも時代設定が古くなっています。

Episode I – The Phantom Menace(エピソード1 / ファントム・メナス)

1999年に制作された、新三部作の1作目です。

シリーズ全部を時系列順に並べると、この作品が一番最初にきます。

「phantom」「実体のない」という形容詞。

「menace」「脅威」を表す名詞です。

直訳すると「実体のない脅威」という意味になりますね。

Episode II – Attack of the Clones(エピソード2 / クローンの攻撃)

2002年に制作された、新三部作の2作目、全シリーズを含めると5作目になります。

「attack」は攻撃を表す名詞。

「Clones」「クローン兵士」を表します。

Episode III – Revenge of the Sith(エピソード3 / シスの復讐)

2005年に制作された、シリーズ6作目で、新三部作の完結編です。

「revenge」「復讐」という言葉を表す名詞です。

最後に、続三部作(Sequel trilogy)のタイトルを紹介します。

Episode VII – The Force Awakens(エピソード7 / フォースの覚醒)

2015年に制作されたシリーズ7作目、続三部作の1作目です。

「awaken」というのは「覚醒する」という動詞です。

旧三部作の2作目のタイトル「the Empire Strikes Back」と同じように、このタイトルにも動詞の現在形が使われています。

直訳すると「フォースが覚醒する」という感じになりますが、邦題では「覚醒」と名詞になっていますね。

このように動詞が名詞のような訳され方をすることは、特に映画や小説のタイトルの場合によくあります。

Episode VIII – The Last Jedi(エピソード8 / 最後のジェダイ)

2017年に制作された、続三部作の2作目です。

タイトルは非常にわかりやすく、邦題もそのまま直訳になっています。

Episode IX – The Rise of Skywalker(エピソード9 / スカイウォーカーの夜明け)

2019年に制作された、続三部作のラストです。

「rise」はそのまま訳すと「上昇」となりますが、邦題では「夜明け」となっています。

少しひねりのきいた訳ですね。

『スター・ウォーズ』の人気キャラを英語で

ここからは、特に有名な『スター・ウォーズ』のキャラクターを紹介していきます。

ここでのキャラクター紹介は、一番有名な旧三部作の設定をベースにしています。

英語で会話する中で、さらっと『スター・ウォーズ』の人気キャラを引用に出したりすると、表現の幅も広がりますよ。

英語圏の人の会話にもよく登場するので、できるだけ人気キャラの名前はおさえておきましょう!

Luke Skywalker(ルーク・スカイウォーカー)

ルーク・スカイウォーカーは、旧三部作の中心となる若い男性キャラクターです。

フォースの使い手で正義感が強く、やがてジェダイとなります。

飛行術を得意とし、率先して帝国軍と戦います。

Darth Vader(ダース・ベイダー)

おそらく『スター・ウォーズ』シリーズの中で一番有名なのはダース・ベイダーです。

帝国軍の指揮官で、主要な敵キャラですね。

いつも真っ黒のかぶとのようなヘルメットを身につけています。

『スター・ウォーズ』を見たことがなくても、ダース・ベイダーのことを知っている方は多いのではないでしょうか。

ちなみに、ダース・ベイダーの本名はアナキン・スカイウォーカー(Anakin Skywalker)といいます。

アナキンはかつて、強力なジェダイマスターでしたが、ダークサイドに堕ちてしまい、ダース・ベイダーと名乗るようになりました。

ラストネームからわかるように、アナキンはルーク・スカイウォーカーの実の父親です。

Han Solo(ハン・ソロ)

ハン・ソロは、はじめは借金を抱えて密輸入業をしていた青年ですが、やがて反乱同盟軍の将軍となります。

恐れ知らずでなんでも当たって砕けろ精神の、頼りになるキャラクターです。

スター・ウォーズキャラとしての人気度は、ダース・ベイダーと並んでトップレベルです。

Princess Leia(レイア姫)

レイア姫はある惑星の姫で、反乱同盟軍を率いるリーダーです。

旧三部作では数少ない女性キャラクターで、とても行動力があり頭の回転も早いので、リーダーシップを取るのが上手です。

後からわかることですが、ルークとは双子の兄妹の関係で、2人ともダース・ベイダーが父親となります。

ハン・ソロとはやがて恋人関係になります。

Chewbacca(チューバッカ)

チューバッカは、「ウーキー族(Wookie)」という種族に属していて、背が230センチくらいあり毛むくじゃらな見た目をしています。

ニックネームは「チューイ(Chewie)」です。

ハン・ソロの相棒的な存在で、いつも一緒に行動をしています。

怖そうな見た目とは違って、少し臆病で繊細な一面があります。

Obi-Wan Kenobi(オビ=ワン・ケノービ)

オビ=ワン・ケノービは初老の男性で、とても強いジェダイマスターです。

昔、アナキン・スカイウォーカーを強いジェダイに育てあげたのもオビ=ワンでした。

旧三部作では、ルークにフォースについての指導をし、メンター的な役割を果たします。

C-3PO

C-3POは、「プロトコル・ドロイド(protocol droid)」という種類のロボットです。

読み方はそのまま「シースリーピーオー(See-threepio)」で、愛称は「スリーピーオー(Threepio)」です。

プロトコル・ドロイドは、通訳や文化的マナーなどに長けている人型ロボット(humanoid)で、C-3POも600万を超える銀河系の言語を知っています。

喋ることや動きが面白いので、映画内でのコメディ部門担当といった感じですね。

R2-D2

R2-D2は、「アストロメク・ドロイド(astromech droid)」という種類のロボットで、身長は1メートルくらいです。

読み方は「アールツーディーツー(Artoo-Detoo)」で、普段は「アールツー(Artoo)」と呼ばれます。

アストロメク・ドロイドは修理や整備をするロボットで、R2-D2も映画ではいろんな機器や戦艦が壊れたときに大活躍します。

言葉を話さず電子音だけでコミュニケーションをとり、愛嬌のある見た目や動きが大人気です。

C-3POとは名コンビになっています。

Yoda(ヨーダ)

ヨーダは緑色の肌で少し長めの耳を持った生物で、年齢はなんと900歳を超えています。

ヨーダは伝説のジェダイマスターで、オビ=ワン・ケノービの師匠です。

ルークがフォースを使えるようになるための指導をするのもヨーダです。

英会話の引き合いにも出しやすいキャラクターだと思います。

Jabba the Hutt(ジャバ・ザ・ハット)

ジャバ・ザ・ハットは、大きく太ったナメクジみたいな見た目をしたエイリアンです。

金貸しをして大儲けしていて、ハン・ソロもジャバ・ザ・ハットへの借金を抱えて苦しんでいます。

Palpatine(パルパティーン)

パルパティーンは、銀河帝国の皇帝です。

ダース・ベイダーも、このパルパティーンの指示のもとに動いています。

普段は黒いフードをかぶっていて、肌の色は白く老人のような見た目をしています。

Boba Fett(ボバ・フェット)

ボバ・フェットは銀河一の「賞金稼ぎ(Bounty Hunter)」で、多額の懸賞金のかかったハン・ソロやルーク・スカイウォーカーを捕まえるために奮闘します。

映画自体の登場シーンはそんなに多くないのですが、いろいろな武器を備えた装備を身につけていたり、誰の指図も受けずに動ける頭のキレの良さからか超人気キャラとなっています。

Rey(レイ)

最新の『スター・ウォーズ』シリーズである「続三部作」の主要キャラクターも少しだけ紹介します。

レイは、続三部作を通してのメインキャラです。

孤児として育った女性で、砂漠でクズ集め人(scavenger)をしていましたが、やがてフォースの使い手であることがわかります。

Kylo Ren(カイロ・レン)

カイロ・レンは、ハン・ソロとレイア姫の息子で、ダース・ベイダーの孫です。

ジェダイになる修練を積んでいる間にダークサイドに堕ち、祖父のダース・ベイダーに憧れて似たような黒いマスクをかぶっています。

Finn(フィン)

フィンは若い男性で、銀河帝国の残党によって結成された「ファースト・オーダー(First Order)」のストームトルーパーの一人でしたが、軍のやり方が嫌になって脱走します。

そして、レイと出会い、ファーストオーダーに立ち向かいます。

『スター・ウォーズ』の名言を英語で

『スター・ウォーズ』の名言を英語で

あなたは、『スター・ウォーズ』の名言を英語でさらっと言えるでしょうか?

映画のセリフの中でも、『スター・ウォーズ』からの引用は英語圏ではポピュラーなものです。

『スター・ウォーズ』の名言を覚えて、会話の中でさりげなく引用することで、英会話のスキルもぐんと上がりますよ。

ここからは、文法の解説も交えながら、『スター・ウォーズ』に出てくる有名なセリフで、特によく使われたり、話のネタになったりするものを厳選して紹介します。

名言は圧倒的に旧三部作のものが多いので、ここでもその3シリーズから限定して解説していきます!

「フォース(Force)」を使った名言

まずは、「フォース(Force)」を使った名言を紹介します。

フォースはとても有名なスターウォーズ用語で、実際に日常生活のいろんな場面で使われることも多いセリフがたくさんあります。

May the Force be with you.
(フォースと共にあれ)

反乱同盟軍やジェダイの間でのあいさつ的な役割を果たしているこのフレーズは、とっても有名です。

『スター・ウォーズ』といったら、とりあえずこれを覚えておけば間違いないです(笑)

セリフ冒頭の「May the Force」と発音が似ている5月4日(May the fourth)は、世界中で「スター・ウォーズ記念日(Star Wars Day)」となっているくらいです。

ちなみに、「May the Force be with you.」のフレーズは「祈願文」という文法を使っています。

祈願文は、「~でありますように」と願いをかけるような文のこと。

助動詞「may」が冒頭にきて、その後に主語がきます(このように、主語と動詞(助動詞)が入れ替わることを「倒置」と言います)。

直訳すると、「フォースがあなたと共にありますように」という感じです。

また、少し言い方が変わった「The Force will be with you.」(フォースはいつも君と共にある)というセリフも有名です。

これはオビ=ワンがルークを励ますために言うセリフですが、よく人を激励するときなどに引用されます。

There is a great disturbance in the Force.
(フォースが大変乱れている)

この「フォースが乱れている」という名言も、とても有名です。

「disturbane」「乱れ」を表す言葉です。

『スター・ウォーズ』シリーズでは、フォースを感じる力が強ければ強いほど、この「フォースの乱れ」を敏感に感じ取れるという設定になっています。

他にも「I felt a disturbance in the Force.」(フォースの乱れを感じた)というセリフもあります。

日常生活でも、例えば場の空気が悪いときなんかに引用されそうなフレーズです。

The Force is strong with him.
(彼のフォースは強い)

操れるフォースが強い人に対して、こういう言い方をします。

映画内では、パルパティーンがルークに対してこのセリフを使いました。

日常生活でも、いい意味でも悪い意味でも場の空気を変えたり、精神力が強い人に対して使われそうな名言です。

You will be tempted by the dark side of the Force.
(フォースのダークサイドに引き込まれるぞ)

映画内では、怒りなどの負の感情にとらわれてしまったキャラクターはダークサイドに引き込まれていきます。

「tempted」「誘惑される」という意味があります。

また、「tempted」を「seduced」に言い換えた、「Vader was seduced by the dark side of the Force」(ベイダーはフォースの暗黒面に堕ちた)というセリフもあります。

自分の心持ちが弱くて何かに失敗してしまったりしたときに使われそうな名言ですね。

ちなみに、実際に引用されるときは最後の「of the Force」が省略されることもよくあります。

I’ll never turn to the dark side.
(暗黒面には入らない)

これは、ルークがパルパティーン皇帝に向かって宣言したセリフですが、またしても「ダークサイド」にまつわる表現です。

「絶対に誘惑に負けたり、負の感情にとらわれたりしないぞ」という決意を表すフレーズとして、引用されることが多そうです。

ヨーダの名言

続いて、ヨーダの名言を紹介します。

ジェダイマスターのヨーダは何かと人生の教訓を示すようなことを言うので、よく引用される有名なセリフがたくさんあります。

ここでは、特に有名な名言をいくつか紹介します。

You must unlearn what you have learned.
(固定観念を手放しなさい)

「こんな大きいものを(フォースを使って)持ち上げるのは無理だ」と言うルークに、ヨーダがビシッと言ったセリフです。

「unlearn」は「learn(学ぶ)」の冒頭に「un-(否定を表す接頭辞)」がくっついて、「学んだものを手放す」という意味になります。

接頭辞についてはこちらも参考にしてください▼

そして「what you have learned」「今まで学んできたこと」という意味になり、「固定観念」と訳すことができます。

関係代名詞「what」を使ったフレーズですね。

「what+~(文)」とすることで、「~なこと(もの)」と訳せます。

「固定観念」という言葉に当てはまる英語をパッと思い当てるのは難しいかもしれませんが、この「what you have learned」というフレーズを「固定観念」と覚えておけば、実生活でも使えそうです。

Do. Or do not. There is no try.
(やるかやらないか。”やってみる”というのはない)

「やってみるよ(I’ll give it a try)」と言ったルークに対して、ヨーダが言い放った名言です。

とても力強いセリフですね。

このセリフでは「try」は名詞の扱いがされていますが、日本語に直すときは「やってみる」というニュアンスになります。

Size matters not. Look at me. Judge me by my size, do you?
(大きさは関係ない。私を見ろ。小さいから弱いと思うか?)

身長の小さいヨーダの名言です。

最初の「Size matters not」は、わかりやすく言い換えると「Size does not matter」となります。

最後の質問も、普通は「Do you judge me by my size?」と言います。

この他にもヨーダは、本来は最初にくる主語を最後に持ってくる話し方をすることが多いです。

このような言い方は「文語体」という少し古い文法で、900歳を超えたヨーダらしい言い回しなのでしょう。

最近の海外ドラマなどでも、このヨーダの独特な話し方を真似するシーンなどを見かけることがあります。

そのほかの有名な『スター・ウォーズ』の名言

他にも『スター・ウォーズ』には有名なセリフがたくさんあります。

中でも、少し特徴的なものをピックアップして紹介します。

A long time ago in a galaxy far, far away….
(遠い昔、はるかかなたの銀河系で…)

これは厳密に言えばセリフではありませんが、すべてのスター・ウォーズ映画のオープニングでは必ずこのフレーズが画面に現れます。

その後に、「STAR WARS」のタイトルが映し出され、その後にストーリーの設定を説明するテロップが流れます。

このフレーズが映し出された画面を見るだけで、ファンの興奮度はMAXですね!

I have a bad feeling about this.
(嫌な予感がするよ)

この名言は、すべてのスター・ウォーズ映画で、一度は誰かが発するセリフとして超有名です。

「feeling」には「予感」という意味があります。

また、「I’ve got a bad feeling about this」というように、「I have」「I’ve got」に変わることもあります。

I find your lack of faith disturbing.
(忠誠心のなさが気がかりだ)

このセリフは、ダース・ベイダーが自分に反発する帝国軍の提督に対して言うセリフです。

「find +A(目的語)+B(形容詞)」で、「AがBだと思う」という意味になります。

SVOCの形になる第5文型の文ですね。

文型についてはこちらも参考にしてください▼

このセリフの場合、目的語は「your lack of faith(忠誠心のなさ) 」で、形容詞は「disturbing(気がかりである)」です。

言葉だけを見るとそこまで怖くはありませんが、実際は、ダース・ベイダーは提督をフォースで絞め殺そうとしながらこのセリフを言っています。

そのため、ダース・ベイダーの恐ろしさを表す名言として知られています。

Who’s more foolish, the fool or the fool follows him?
(バカかバカに従うバカ、どっちがバカなのだろうか)

面倒なことになって「Damn fool(バカやろう)」と悪態をつくハン・ソロに、オビ=ワンが言うセリフです。

「foolish」「バカな」という形容詞で、「fool」「バカな人」を表す名詞です。

比較級を使った質問ですが、暗に意味しているのは「バカに従うやつはもっとバカだ」ということなのでしょう。

Never tell me the odds.
(勝算なんか聞きたくない)

どんな作戦でも、勝算を正確なパーセンテージで出してしまうC-3POにハン・ソロが言い放つセリフです。

「odds」というのは「勝算」を示す単語です。

直訳すると、「勝算を僕には伝えるな」ということになります。

本当に自分に自信がないと使えなさそうな名言ですよね。

I am your father.
(私が父親だ)

文法的には解説するまでもないほど単純なセリフですが、このセリフはとっても有名なので最後に紹介しておきます。

これは、それまで父親はダース・ベイダーに殺されたのだと思い込んでいたルーク・スカイウォーカーに、ダース・ベイダーが言う名言です。

この事実はルークにとっても公開当時の観客にとってもかなり衝撃的なものでした。

いまだに世界中でネタになることが多いセリフですので、要チェックです!

まとめ

『スター・ウォーズ』(Star Wars)シリーズは40年以上の歴史があり、世界で一番有名な映画シリーズの一つだとも言えるでしょう。

英語圏ではもはや「知っていて当たり前」とも言える『スター・ウォーズ』

『スター・ウォーズ』に関連した英単語や名言をしっかり押さえておくことは、英語圏の人々とのコミュニケーションをとるときにも役立ちます。

『スター・ウォーズ』を英語学習に役立てたいと気になった方は、まず映画を一度日本語字幕で観てストーリーを覚え、2度目は英語字幕で見てみるのもよい勉強になりますよ。

スタートは、やはりシリーズ1作目の『エピソード4 / 新たなる希望』が、英語もわかりやすくてオススメです!

ぜひ一度、英語の勉強だと思って、観てみてくださいね!

この記事を書いた人

英国の大学院で文系修士号を取得後、大手英会話スクールにて社会人向け講師業を務める。
その後、フリーランスとして通訳、翻訳業などを経験。
TOEIC満点保持。趣味は映画鑑賞と海外のレシピ研究。

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