textbook caseの意味は「教科書通り」!例文など英語でチェック

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textbook caseの意味は「教科書通り」!例文など英語でチェック

今回は、「textbook case」という英語表現を紹介します。

英語で「教科書通り」などと言いたいときに使えるフレーズです。

そのまんま「textbook」を使った、シンプルな表現ですね。

それでは早速、「textbook case」について解説していきます!

目次

「textbook case」の読み方・発音

「textbook case」の読み方は、カタカナ読みで書くなら「テキストブック・ケース」

英語に近い発音で書くなら「テキストゥブック・ケイス」というようなイメージになります。

ネイティブ発音は、以下の通りです。

「textbook case」の意味

「textbook case」は、以下のような意味で使うことができます。

  • 「教科書通りのもの(例、事例)」
  • 「典型的なもの(例、事例)」
  • 「手本のようなもの(例、事例)」

「まさに教科書通りだ」などと、模範的なものに沿った事例だと言いたいときに、重宝する表現です。

  • 「textbook」=「教科書」
  • 「case」=「事例」

なので、言葉のイメージはつきやすいと思います。

が、意外と使ったことがないかもしれません。

こういうシンプルな単語の組み合わせでも、けっこうおもしろい表現は転がっているんですね!

「textbook case」の例文・使い方

「textbook case」は名詞として成り立っています。

ひとつの特別なものを指すわけではないので、通常「a」を付けて、名詞の形で使っていきます。

もっともシンプルな言い方なら、先頭に「It’s」をつけて

  • It’s a textbook case.(教科書通りだね)

というフレーズを、そのまま覚えておくと便利ですね。

また、「textbook」だけを形容詞として使うこともできます。

今回は「case」が後ろについて「教科書通りの事例」という意味ですが、この「事例」の部分はほかにも言い換えられます。

「a textbook 〇〇」という言い方で、使ってみてください。

では実際に、例文を見てみましょう。

Your driving was a textbook case of how to drive a car.
「あなたの運転は、教科書通りの運転でした(車の運転の仕方について教科書どおりの事例でした)」

I don’t want make my life a textbook case.
「自分の人生を教科書通りにはしたくない」

It was a perfect conversion, a textbook case.
「教科書通りの完璧な転換だ」

George Orwell『1984』より引用

「textbook」を形容詞として使うパターンの例文です。

He is a textbook American businessman.
「彼は教科書通りのアメリカ人ビジネスマンだ」

Sotto Voce is a 5’5″ alpha male with textbook Napoleon complex.
「ソット・ヴォーチェは身長5.5フィート、典型的なナポレオン・コンプレックスのボスだ」

映画『レッド・ノーティス』より引用

「textbook case」の言いかえ表現

「textbook case」は、同じような表現で以下のようなものがあります。

  • textbook example(教科書通りの例)
  • textbook method(教科書通りの方法)
  • textbook model(教科書通りのモデル)

多少ニュアンスは異なりますが、似たようなシチュエーションで使うことができます。

場合に応じて、「textbook」の後ろを変えてみてください。

また、「textbook」の部分を他の単語で言いかえることができます。

  • typical
  • classic

どちらも「典型的な」で訳せます。

「typical」はよく使うと思いますが、ぜひこれからは「textbook」もあわせて活用してみてください!

まとめ

今回は「教科書通り」と英語で言いたいときに使える「textbook case」をご紹介しました!

単純な表現といえば単純なんですが、知らないと「なんでいま教科書って言った?」みたいに疑問を抱くかもしれません。

典型的な事柄を表すときに使う「textbook」も、ぜひ覚えておいてくださいね!

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※当記事の英語音声は音読さんを使用しています。

この記事を書いた人

English LING編集部です。「英語を猛勉強したい社会人のための英語学習メディア」として、さまざまな切り口から実践的な英語力アップに役立つ情報をわかりやすくお伝えしていきます。

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