英語で京都を紹介!観光案内にも使える英語の例文をまとめました

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英語で京都を紹介!観光案内にも使える英語の例文をまとめました

今日は、京都を紹介するときに使える英語を紹介します。

京都は、多くの歴史的建造物やその昔ながらの街並みなどが魅力で、アメリカのある旅行雑誌の人気投票では京都は世界1位を獲得したようです。

京都を訪れた外国人と会話をしたり、京都のことを案内する機会があるかもしれません。そのような時に使えそうな英語をまとめました。

記事では京都についての例文を紹介しますが、名詞部分を変えればどんな地域でも使えますので、ぜひチェックしてみてください!

目次

「紹介する」を英語で言うと?

まず、「紹介する」という言葉の英語から。

「紹介する」にもいろいろなシチュエーションがありますよね。

シチュエーションによって、使われる英語も異なります。

今回は、

  1. 誰かに人を紹介する場合
  2. モノや場所を紹介する場合
  3. 案内しながら紹介する場合

の3つに分けて英文を見ていきましょう。

1. 誰かに人を紹介する場合

まず、誰かに人を紹介する場合です。

自己紹介や他己紹介など、人に人を紹介する場合は、「introduce」を使います。

  • introduce ~(人) to ~(紹介する相手)

という使い方です。

Let me introduce myself.
「自己紹介をさせてください」

Please introduce yourself to team members.
「チームメンバーに自己紹介をしてください」

I will introduce my friend Tom to you.
「私の友達のトムを紹介します」

2. モノや場所を紹介する場合

次に、モノや場所を紹介する場合です。

プレゼンテーションのように、モノや場所について紹介する場合は「tell」を使います。

  • tell ~(人) about ~(モノ・場所・コト)

という使い方です。

I will tell you about my hometown.
「私の故郷について紹介します」

She told me about her job.
「彼女は仕事について私に紹介してくれました」

Please tell me about your hobby.
「あなたの趣味について教えてください」

3. 案内しながら紹介する場合

最後に、案内しながら紹介する場合です。

初めてその地に来た人を案内しながら紹介する場合は、「show」または「guide」を使います。

「guide」は日本語でも「ガイド」というのでわかりやすいですね。

  • show ~(人) around
  • guide ~(人) around

という使い方です。

I will show you around the city.
「市内を案内します」

I will show you around the school.
「学校内を案内します」

She guided me around when I visited Tokyo for the first time.
「私が初めて東京を訪れた時、彼女が案内してくれました」

それでは、京都を紹介する英語をシチュエーション別に見ていきましょう!

外国人に京都を紹介するときの英語

京都の場所や人口、気候など基本的な情報を伝えるときには、このようなフレーズを使ってみましょう。

Kyoto is located in the west area of Japan.
「京都は西日本に位置しています」

Its population is about 2,600,000.
「人口はおよそ260万人です」

Kyoto was used to be the capital of Japan.
「京都はかつて日本の都でした」

It gets very hot in summer in Kyoto.
「京都では夏はとても暑くなります」

There are a lot of historical buildings in Kyoto.
「京都には多くの歴史的建造物があります」

「located in~」で、「~に位置する」という意味になります。

  • located in the south of Japan
    「日本の南に位置する」

など、東西南北を使って表すことが多いです。

気温については、“It gets hot/cold.” または “It is hot/cold.” と表現します。

“get” を使うことで、「~になる」という表現になります。

「~です」と断言するときには、be動詞を使えばOKです。

  • It is hot.
    「暑いです」

「25度」など、温度を表現するときは、“It is 25 degrees.” と言います。

外国人におばんざいを紹介するときの英語

外国人におばんざいを紹介するときの英語

京都には、おばんざいという京都ならではのご飯がありますよね。京野菜と言われる京都産の食材も多くあります。

京都の食文化について説明する英文をいくつか紹介します。

Kyoto is known for its unique local cuisine.
「京都は特徴的な地元料理で知られています」

Its local cuisine is called Obanzai.
「その地元料理はおばんざいと呼ばれます」

Kyoto’s local seasonable vegetables are used for Obanzai.
「おばんざいには地元の旬野菜が使われます」

「cuisine」は、「(地元の)料理」という意味で、「クィジン」と読みます。

日本食やイタリアンといった料理のジャンルにはあまり使われず、”その土地に根付いた” というニュアンスを含むときに使われます。

「旬」は、英語では「seasonable」と言います。

「season」「季節」という意味なので、「seasonable vegetables」は直訳すると「季節の野菜」となります。日本語でもこのように表現することはありますよね。

京都の食事といえば、私は豆腐や湯葉などの大豆料理、おやつで言えば八橋や抹茶を思い浮かべるのですが、このような食べ物は英語ではどのように言うのでしょうか。

英和辞書サイトで調べてみると、

  • 豆腐 = tofu
  • 湯葉 = tofu skin
  • 抹茶 = green tea
  • 八橋 = cinnamon crape

と出てきます。

基本的に、どのように調理されたものかを説明することが多いです。

ただ固有名詞なので、直訳された英語で紹介するよりも、日本名で紹介しながら、それがどのように調理されて、どのような味がするのかを説明するのが一番伝わりやすいかもしれないですね。

例えば八つ橋なら、

  • Yatsuhashi is a Kyoto sweet made with cinnamon.
    「八つ橋はシナモンを材料にした京都スイーツです」
  • There are two types of yatsuhashi, roasted and raw.
    「八つ橋には焼いた八つ橋と生八つ橋の2種類があります」
  • Roasted yatsuhashi is hard and raw yatsuhashi is soft and sweeter with sweet beans in it.
    「焼いた八つ橋は硬く、生八つ橋は柔らかくて餡子が中に入っていて甘いです」

のような感じです。

「焼く」という言葉に「roast」という英単語を使いましたが、「焼く」と訳される英語はいくつかあります。

先ほどの八つ橋の例に出てきた「roast」は、オーブンなどでじっくり焼くイメージです。ローストビーフもroastを使っています。

ケーキやクッキーなどのお菓子や、パンを焼くときは「bake」を使います。「○○ベーカリー」という名前のパン屋産さんを聞いたことがありませんか?このベーカリーは、bakeからきています。

フライパンで焼く(炒める)ときは、「fry」です。「fly」でなく「fry」なのでお気をつけて。flyだと空を飛んでしまいます(笑)

外国人に京都の観光地を紹介するときの英語

伏見稲荷―外国人に京都の観光地を紹介するときの英語

続いて、京都の観光について紹介する英語を見ていきましょう。

京都の観光地の代表(と私が思う所)を3つ選ぶと

  • 金閣 = Kinkaku-ji temple
  • 清水寺 = Kiyomizu-dera temple
  • 伏見稲荷 = Fushimi Inari shrine
    (公式サイトにはFushimi Inari Taishaと書かれていました)

でしょうか。

京都は神社やお寺がたくさんありますね。

  • 「神社」「shrine」
  • 「お寺」「temple」

と覚えておきましょう。

それでは、各観光スポットについての英語を紹介します。

金閣に関連する英語

Kinkaku-ji temple is one of the most popular places in Kyoto.
「金閣は人気のある場所の一つです」

Kinkaku-ji is officially named Rokuonji.
「金閣は正式には鹿苑寺と名付けられています」

It’s covered with gold leaves and that’s why it’s usually called Kinkaku because in Japanese gold is “kin”.
「金箔で覆われており、日本語ではgoldは金という意味なので、金閣と呼ばれます」

昔は、金閣に行くと「目の前の建物は金閣です。金閣寺ではありません」という看板がありました。

金閣は広い鹿苑寺の中にある「金閣」と呼ばれる建物の名前だそうです。

私もそういえば歴史の授業でそう教わった覚えがあります。

この話を外国人に英語で説明してみましょう。

Actually the building itself is not a temple but just a building placed in Rokuonji temple.
「実はこの金閣はお寺ではなく、鹿苑寺にある建物の名前です」

Kinkaku is much more outstanding, so it’s called Kinkaku-ji temple.
「金閣が特に目立っているので、金閣寺と呼ばれます」

「actually」「実は」という意味で、会話ではよく使われるので覚えておくとGoodです。

清水寺に関連する英語

Kiyomizu temple is well known for its huge stage.
「清水寺は大きな舞台で有名です」

The road towards Kiyonizu temple is called “Kiyomizu-zaka street” and there are many small shops.
「清水寺に向かう道は清水坂と呼ばれ、多くの小さなお店が並んでいます」

You can enjoy trying food samples and looking for souvenirs.
「試食やお土産選びを楽しむことができます」

「well known」は、「よく知られている」「有名」という意味です。「famous」と同じような意味ですね。

「well known for ~」というように、for をつけると、「~でよく知られている」となります。

伏見稲荷に関連する英語関連する英語

Fushimi Inari shrine has been the most popular sightseeing spots foreign tourists for several years in Japan.
「伏見稲荷はここ数年間、外国人に最も人気のある日本の旅行スポットです」

Thousands of red Torii attract them.
「何千もの赤い鳥居が彼らを魅了します」

「人気のある」は、「popular 」と言うことが多いですが、ほかの言い回しとして、

  • 「attract」= 魅了する、惹きつける

という動詞が使えます。

文の中で同じ単語を何度も使うより、言い方を工夫するとかっこいいですよ。

外国人に京都のイベントを紹介するときの英語

祇園祭―外国人に京都のイベントを紹介するときの英語

京都は、春は嵐山などのお花見、夏には祇園祭や鴨川納涼床、秋には紅葉など、季節のイベントが有名ですね。

最後は、そのようなイベントについての英語を見ていきましょう。

A big festival called “Gion Matsuri” will be held this month.
「今月は祇園祭と呼ばれる大きなお祭りが開催されます」

You can enjoy seeing many cherry blossoms in spring and colored leaves in autumn at Arashi-Yama mountain area.
「嵐山では、春には桜、秋には紅葉を楽しむことができます」

You can enjoy some fireworks event during summer.
「夏には花火イベントを楽しむことができます」

Do you want to join the event?
「そのイベントに参加したいですか?」

Shall we have a look the event?
「そのイベントをちょっと見てみましょうか?」

“busy” は「忙しい」という意味でよく使われますが、賑わっている・混雑している状態を表すこともできます。

この使い方での”busy” をよく耳にしたのは、人気のレストランや、人気のバー・クラブの話をしたときです。

The Italian restaurant is always busy.
「あのイタリアンレストランはいつも混んでいます」

The club at the corner was really busy last Friday.
「先週の金曜、あの角にあるクラブはとても賑わっていました」

日常的にも使えるフレーズなので、ぜひ覚えて、使ってみてください!

まとめ

今回は、京都を紹介する英語をシチュエーション別に見てみました。

ぜひ、外国人の友達が遊びに来たときには、今回紹介した英語を使って京都を案内してみてください!

京都観光もぜひ楽しんでくださいね!

この記事を書いた人

1993年生まれ。愛知県立大学外国語学部英米学科卒。
在学中、英国のニューカッスル大学で1年間学ぶ。
卒業論文のテーマは『労働党時代のイギリスにおけるCitizenship教育』。
大学卒業後は、愛知県内のIT企業に勤めている。

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