今回は、「softball question」という表現を紹介します。
英語で「くだらない質問」などと言いたいときに使えるフレーズです。
それでは早速、「softball question」について解説していきます!
「softball question」の意味
「softball question」は、以下のような意味で使うことができます。
- 「くだらない質問」
- 「簡単な質問」
- 「たやすい質問」
アメリカでは、ソフトボール「softball」に対して普通の野球のことを「hardball」を言うことがあります。
hardに対してsoftなボールが投げられるということで、「ソフトボールな質問→やさしい質問」という具合に比喩的に表しているんですね。
ちなみに、難しい質問のときは「hardball question」なんて言うこともあります。
インタビューなどで活躍する、カジュアルな表現です^^
「softball question」の例文・使い方
基本は「softball question」をひとつの名詞として使います。
「question」を使うときに、softballを形容詞のような感覚で付けてあげてください。
質問がたくさんあるときは、「softball questions」と複数形にしましょう。
「that question is softball.」のように、question(名詞)とsoftball(形容詞)に分けて、be動詞でつないであげることもできます。
Don’t toss him such a softball question.
「彼にそんなくだらない質問を投げかけるな」
(↑「質問を投げる」という意味で、「toss」とも相性がいいです)
The things you just asked me were all softball questions.
「君が私に聞いたことはすべてくだらない質問だ」
That question is softball.
「その質問は簡単だよ」
カジュアルな会話表現なので、フォーマルな英文ライティングなどでは使わないようにしてくださいね。
「softball question」の言いかえ表現
「softball question」は、以下のような表現で言いかえることができます。
- easy
「簡単な」という意味で使うなら、シンプルに「easy」ですね。
- stupid
- silly
- dumb
「くだらない」という意味では、このあたりの単語が活躍しそうです。
どれも「question」と相性のいい単語です。
- Don’t ask me such a stupid question!
「そんなバカげた質問をするな!」
「softball question」を使う会話例
「softball question」を使った会話例です!
政治家(politician)と記者(reporter)が話しています。
Politician: Climate change is such a critical problem that many environmentalists raise doubts about meat consumption.
Senator: I totally understand that raising a lot of cows leads to giving out a lot of carbon dioxide.
Politician: So you certainly care about global warming?
Senator: Of course.
Politician: By the way, do you like beefsteak?
Senator: That’s a softball question. Who doesn’t?
記者:「気候変動は非常に重要な問題であり、多くの環境保護主義者が食肉の消費について疑問を投げかけています」
政治家:「たくさんの牛を飼育することは、たくさんの二酸化炭素を出すことにつながると私は重々理解しています」
記者:「では、地球温暖化を確かに気にかけているわけですね?」
政治家:「もちろんです」
記者:「ところで、ビーフステーキは好きですか?」
政治家:「くだらない質問ですね。嫌いな人なんていますか?」
政治家と記者の会話を見る機会なんかがあったら、ぜひ着目してみてください!
まとめ
今回は、「くだらない質問」だと英語で伝えるときに使える「softball question」をご紹介しました!
あまり頻繁に使われる表現ではないかもしれませんが、アメリカ人の友達と話すときなんかにはあえて使ってみるとおもしろいかもしれません!
くだらない質問をされたら、ぜひ試してみてくださいね^^