「メリークリスマス」という英語の意味は?クリスマスに使えるその他の挨拶フレーズもご紹介!

「メリークリスマス」という英語の意味は?クリスマスに使えるその他の挨拶フレーズもご紹介!

英語でクリスマスの挨拶といえば、まず「メリークリスマス(Merry Christmas)」が思い浮かぶと思います。

日本でもクリスマスの時期になると、街とかお店とかいたる所に「Merry Christmas」という文字のデコレーションを見かけますよね。

では、この「Merry Christmas」という英語、そもそもどんな意味かご存知ですか?

また、メリークリスマス以外にはどんなクリスマスの挨拶があるのでしょうか。

今回は、メリークリスマスの意味とともに、クリスマスの挨拶に使えるいろいろなフレーズをご紹介します!

目次

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メリークリスマス(Merry Christmas)の「merry」は古い言葉?

「Merry Christmas」の「merry」は、もともとは少し古い言葉です。

意味を辞書で確認すると、

  1. 陽気な、快活な
  2. お祭り気分の、浮かれた
  3. (動作が)素早い、キビキビとした

という3種類が載っています(英辞郎 on the webより)。

クリスマスの挨拶の文脈では、1か2の意味になります。

 

英語だと、以下のような説明がされています。

  1. happy or showing enjoyment
  2. slightly drunk

Cambridge Dictionaryより)

1は「幸せや楽しさを表す」、2は「少し酔っ払った」というような意味になりますね。

 

ですが、実はクリスマスの時期じゃないときにはあまり使わない単語です。

耳にするのはせいぜい「merry-go-round(メリーゴーランド)」くらいではないでしょうか。

 

それというのも、「merry」という言葉は18〜19世紀くらいまではよく使われていたそうですが、それ以降は日常会話ではあんまり使われなくなったそうです。

今となっては、なんとなく古めかしいイメージのある単語です。

 

「Merry Christmas」という挨拶そのものは、1500年代くらいからイギリスで使われるようになったものです。

たぶん、あなたも一度は耳にしたことがあると思われる有名な古いクリスマスソング「We Wish a Merry Christmas」も、それくらいの時代から歌われるようになったそうです。

そして、19世紀には作家、チャールズ・ディケンズ(Charles Dickens)の物語『クリスマスキャロル』(Christmas Carol)をはじめとするクリスマス小説の影響もあって、「Merry Christmas」という挨拶は「merry」があまり使われなくなった今でも完全に定番になったと言われています。

メリークリスマス(Merry Christmas)」以外の挨拶フレーズは?

では、「Merry Christmas」以外に、クリスマスシーズンに使える挨拶はどんな表現があるのでしょうか。

まず、シンプルに「Merry Christmas」ではなく、もう少し丁寧にした定番の言い方があります。

それが、

  • Wishing you a merry Christmas and happy new year

というものです。

会話ではなく、カードやメールなどメッセージを送りたいときなんかには、こちらを使うとちょっとフォーマルになりますね。

 

「merry」を使わないフレーズでは、

  • Happy Christmas

というフレーズもあります。

イギリスではクリスマスの挨拶として定番になっていて、「Happy Christmas」と言う人がたくさんいます。

 

そして、最近はクリスマスシーズンでも「Christmas」という言葉を使わない挨拶が多くなってきています。

例えば、

  • Happy Holidays
  • Festive greetings
  • Season’s greetings

などがあります。

この中では「Happy holidays」が一番定番ですが、このようなフレーズが使われる理由は「相手がクリスマスを祝うかどうかに関係なく使えるから」というものです。

 

相手が確実にクリスマスをお祝いするとか、クリスマスを楽しんでいるとかがわかっていれば「Merry Christmas」と言っても問題ありませんが、実際のところそれはわかりません。

特にいろいろな民族や宗教的なバックグラウンドをもった人々が集まる国や地域では、よく知らない相手に対してやビジネスシーンでは「Happy holidays」の方が好ましいと考えられています。

アメリカではクリスマスの1ヶ月前にも大きなイベント、「サンクスギビングデー(Thanksgiving day)」がありますし、ユダヤ教のお祝い「ハヌカ(Hanukkah)」も11月末から12月の間にあります。

それ以外にも新年などいろんなお祝い事が多い時期で休暇をとる人も多いので、「Happy holidays」というフレーズはクリスマスの1ヶ月前から年末年始にかけて幅広く無難に使えます。

イギリスでは「Happy Christmas」が主流?

もともとはイギリスで生まれた「Merry Chrismas」の挨拶ですが、上のフレーズ例のところで触れたように、イギリスでは(特にイングランドでは)「Happy Christmas」もよく使われています!

 

「Merry Christmas」ももちろん使われますが、「Happy Christmas」の方は特に上流階級(Upper Class)の人たちの間で主流の挨拶となっています。

「happy」は、誕生日(Happy birthday)や新年のあいさつ(happy new year)など、一般的にどんなイベントでも使われていますよね。

 

「merry」という単語には、「陽気」「快活」「少し酔っ払った」という意味までありましたが、「お祭りっぽい、俗っぽい」というニュアンスもあります。

そのため、上流階級の人々は「happy」という言葉の方を選んだのではないかという憶測までされています。

 

エリザベス女王の2019年のクリスマスのあいさつ動画でも「Happy Christmas」というあいさつが使われています!

まとめ

今回は「メリークリスマス(Merry Christmas)」の意味と、それに代わるさまざまなクリスマスの挨拶をご紹介しました。

メリークリスマス以外のバリエーションもたくさんあるので、シチュエーションに合わせていろいろと使ってみてくださいね!

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この記事を書いた人

英国・スコットランドのエディンバラ大学大学院現代文学研究科にて修士号を取得後、大手英会話スクールにて社会人向け英会話講師業を務める。
その後、フリーランスとしてイベント通訳、書籍翻訳業などを経験。
TOEIC満点保持。
趣味は映画鑑賞と海外のレシピ研究。

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