今日は、英語で「悔しがる」と言いたいときに使えるフレーズを紹介します。
「mortified at ~」という表現です。
「悔しい」って意外と言えそうで、つまづいたこともあるのではないでしょうか?
そんなあなたもすぐに使える「mortified at ~」について、今回は解説していきます!
「mortified at ~」 の意味
「mortified at ~」は、以下のような意味で使うことができます。
- 「~を悔しがる」
- 「~を恥ずかしがる」
「悔しい」の中に、少し「恥ずかしい」とか「残念だ」という感覚が入ったフレーズです。
何かに対して、強く悔しがるときに使ってみましょう。
「mortify」はもともと、「~を悔しがらせる」「~を恥ずかしがらせる」といった意味があります。
それを受け身の形にして、「~に悔しがらされている」(すごい日本語;笑)となっているわけですね。
「mortified at ~」 の例文・使い方
「mortified at ~」は、基本的にはbe動詞をセットにして使いましょう。
今回は「at」を使って紹介してますが、これが「by」になることもありますし、何にもつかないこともあります。
いろいろと変化はできるので、応用をきかせて使ってみてください。
I’m totally mortified at not getting the ticket.
「そのチケットを取れなかったことが、本当に悔しい」
(↑「at」の後ろに「not ~ing」をつけて、「~しなかったこと」としています)
I’m mortified.
「悔しい」
(↑「at」を取ったシンプルバージョンです)
You look mortified at what you have done.
「自分のやったことを悔しがっているように見えるね」
(↑be動詞の代わりに「look」を使うこともできます)
I’m mortified at wearing T-shirt in such a cold weather.
「そんな寒い天気のなかでTシャツを着るのは恥ずかしい」
(↑「恥ずかしい」の意味でも使えます)
「mortified at」以外のバリエーションもかなり豊富です。
「that節」や「to 不定詞」とも重ねられますよ。
「mortified at ~」 の言いかえ表現
「mortified at ~」を使わない場合、「悔しい」の感情を直訳できる単語は意外とありません。
「イライラする」「残念だ」などで置き換えていくのがオススメです。
- “I’m frustrated at having lost.”
「負けてイライラする」=「負けて悔しい」という感じです。
「frustrated」が「いらだっている」という意味になります。
- “I’m ashamed of having lost”.
「負けて残念だ」=「負けて悔しい」という感じです。
「ashamed」が「残念だ」という意味になります。
「mortified at ~」 を使うシチュエーションの例
「mortified at ~」をどんなシチュエーションで使うのか、例を考えてみましょう。
あなたが友人と恋バナで盛り上がっているちょうどそのとき、あなたが好意を寄せる男性が目の前を通りかかりました。
キュンキュンして盛り上がっていたのもつかの間。
そこに現れたのは、明らかに彼女と思われる女……。
盛り上がっていた恋バナが一瞬にして終わりをとげた嘆きを、表現してみましょう。
“I’m mortified at losing him!”
「彼を失うなんて悔しい!」
……あんまり使いたくないフレーズかもしれないですね。
「mortified at ~」 の語源・由来
「mortify」は、フランス語やラテン語からきていた古い言葉では、「命を奪う」「死」を意味するものでした。
18世紀頃から、「恥」の意味が加わったと言われています。
まとめ
今回は、「悔しがる」と英語で伝えるときに使える 「mortified at ~」をご紹介しました!
ただ恥ずかしいだけでなく、「悔しい」の意味を強烈に付け加えたいときに、ぜひ使ってみてください!
▼ストレス発散にはこちらの表現がオススメ。