come up for airで、「ひと息入れる」という英語に

当ページのリンクには広告が含まれています。
come up for airで、「ひと息入れる」という英語に

今日は、「ひと息入れたら」と言いたいときに使えるフレーズ「come up for air」を紹介します。

オフィスなんかでも重宝しそうな表現ですね!

「ひと息入れる」と、今やっている事をいったん中断して少し休むときに使えます。

今回はこの「come up for air」について、詳しく見ていきましょう!

目次

「come up for air」の意味

「come up for air」は、以下のような意味で使うことができます。

  • 「ひと息いれる」
  • 「休憩する」

疲れがたまってきて、休憩したほうがいいときなんかに使える表現です。

周りの人に声をかけてあげてもいいですし、自分が仕事中などで使うこともできますね。

「come」 が最初に来ると「行く、来る」系のフレーズっぽく見えますが、むしろいったん動きを止めて、身体を休めよう的なニュアンスです。

「come up for air」の例文・使い方

「come up for air」は、「come up」 の部分が動詞になっていて、「for air」がおまけといった感じです。

なので基本的には、「come up」を動詞的に活用することで、バリエーションが増えていきます。

実際に、「come up for air」の例文を見てみましょう。

You should come up for air.
「ひと息入れたほうがいいよ」

I’ll come up for air after having this done.
「これが終わったらひと息入れるよ」

He comes up for air every 45 minute.
「彼は45分ごとにひと息ついてるよ」

Let’s come up for air.
「ちょっと休憩しましょうか」

こんな感じですね。

最初の例文は、「you should」 を付け足すことで、「~したほうがいいよ」とアドバイスをしています。

簡単なアドバイスをするには 「you should」 が無難なので、後につづく動詞を変えていろいろ使ってみてください。

「come up for air」の言いかえ表現

「come up for air」の他にも、がんばり過ぎている人に声をかける定番の表現として、

  • take it easy

がありますね。

あとは、

  • rest
  • don’t work hard

なども使えます。

例文にすると以下のようになります。

Take it easy!
「ムリしないでね!」

Get some rest.
「少し休んでください」

Don’t work so hard.
「根を詰めすぎないで」

特に 「Take it easy!」は定番中の定番といった感じです。

「テイキリッイーズィー」って感じで流れるように言うと、ネイティブっぽくなりますよ!

「come up for air」を使うシチュエーションの例

「come up for air」をどんなシチュエーションで使うのか、例を考えてみましょう。

友人と一緒に、大学の課題をやっているあなた。

パソコンの使える部屋で、ひたすらタイピングにいそしんでいます。

すると、隣で同じようにカタカタやっていた友達が、突然頭をかきむしって、わめき始めました。

「ムリだぁぁぁぁぁ!」

周りの視線も気にせず、手元にあった資料もぐちゃぐちゃにしています。

これは完全にスランプ状態。

ここで “You should come up for air.” を使って、やさしく慰めてあげましょう。

外に出て、缶コーヒーでも飲んでひと息入れるタイミングですね!

「come up for air」の語源・由来

「come up for air」は、直訳すると、「空気のために上がって来る」みたいな感じになります。

実はこのフレーズ、水の中にいて、

  • 空気を吸いに上がってくる

というときにも使える表現です。

いったん空気を吸って落ち着こうという意味で、「ひと息入れる」となるわけですね。

まとめ

今回は、「ひと息入れる」という意味の「come up for air」を紹介しました。

がんばっている人に「がんばれ」と励ますよりも、「ひと息入れたら」とゆるく励ますほうが、きっとやさしさが染みこみますよね。

疲れた顔の友人や、ストレスのたまった人を励ますときに、使ってあげてください!

▼ストレスを発散したいならこちらの表現も。

この記事を書いた人

English LING編集部です。「英語を猛勉強したい社会人のための英語学習メディア」として、さまざまな切り口から実践的な英語力アップに役立つ情報をわかりやすくお伝えしていきます。

目次