英語で「鳥肌もの」と、言いたいときに使えるフレーズを紹介します。
「goose bumps」という表現です。
「鳥肌」と聞いた瞬間「bird skin」なんて言ってしまいそうですが、別の言い回しがあるのでそちらを使っていきましょう。
ということで今回は「goose bumps」について、解説していきます!
「goose bumps」 の意味
「goose bumps」は、以下のような意味で使うことができます。
- 「鳥肌がたつ(感動して)」
- 「鳥肌がたつ(恐怖で)」
- 「鳥肌がたつ(寒さで)」
日本語の「鳥肌」と同じく、感動したときにも、恐怖で震え上がったとき、ただ寒いときにも使えます。
シチュエーションによって、解釈を変えていきましょう。
「goose」は「ガチョウ」で、「bump (s)」は「凸凹(デコボコ)」の意味があります。
「goose bumps」 の例文・使い方
「goose bumps」は2語をセットにした名詞として使いましょう。
「goosebumps」というように、くっつけてしまってもOKです。
It gave me goose bumps.
「感動して鳥肌が立った」
(↑感動したモノを「it」で指しています)
I got goosebumps from the cold.
「寒くて鳥肌が立った」
(↑「get」と合わせて使えます)
I have goose bumps thinking about a horror movie.
「ホラー映画のことを考えると、鳥肌が立つんです」
(↑「have」も使えます。後ろに「~ing」を付けることもできます)
基本的には、「goose bumpsを持っている」というような感じで、文を組みたてることができます。
感動なのか、恐怖なのか、寒さなのかは、前後の文脈に合わせて読み取れるといいですね!
「goose bumps」 の言いかえ表現
「goose bumps」を使わなくても、「震え」を表すことで、感動、恐怖、寒さの感情を表現することもできます。
- give (人) shivers.
「shivers」が身震いを表しています。「It gives me shivers.」のように使えます。
- quake with ~
こちらも震えを表します。感動というより、恐怖や怒りの感情に揺さぶられたときによく使われます。
「shiver」は動詞でも名詞でもけっこう使いやすい単語だと思います。
バリエーションが広がるので、ぜひ覚えておいてくださいね!
「goose bumps」 を使うシチュエーションの例
友人と一緒に映画を見に行ったあなた。
壮大なスケールで描かれるファンタジー映画3部作の、ラストを飾る作品です。
だんだんと盛り上がってくるオーケストラのBGMにあわせて、物語の中心となっていたキャラクターたちの壮絶なバトルが繰り広げられます。
その熱い魂に心を揺さぶられたあなたはラスト10分から、エンドロールまで大号泣。
シアターを出たところで、友人から声をかけられます。
“You’re crying! That was a good story.”
「泣いてるじゃん!いい話だったね」
“The last scene gave me goose bumps…”
「ラストシーンは鳥肌モノだったよ…」(まだ泣いてる)
この表現が使えるほど、感動できる作品に出会えるといいですね!
「goose bumps」 の語源・由来
日本語の「鳥肌」と同じく、goose(ガチョウ)の肌に似ていることから来ています。
「ガチョウのでこぼこした肌」という意味ですね。
羽根がなくなったあとの肌にそっくりなことが由来です(チキンの皮の部分)。
まとめ
今回は、「鳥肌」を英語で伝えるときに使える 「goose bumps」をご紹介しました!
感動や恐怖、寒さなんかを表すときに、一言付け加えてみると、感情を強調することができますよ。
本当に鳥肌が立ったときにも、ぜひ使ってみてください!
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