今回は、「brag about ~」という表現を紹介します。
英語で「~について自慢する」などと言いたいときに使えるフレーズです。
「自慢する」といえば「boast」もよく使う表現ですが、「brag」を使うとよりカジュアルで、ちょっと高慢な感じになります。
それでは早速、「brag about ~」について解説していきます!
「brag about ~」の意味
「brag about ~」は、以下のような意味で使うことができます。
- 「~を自慢する」
- 「~を鼻にかける」
- 「~をひけらかす」
「brag」が「自慢する」を表す英単語で、「about」の後ろに何について自慢しているのかが続きます。
「鼻にかける」とか「ひけらかす」といったニュアンスからもわかるように、ちょっと調子に乗っている感じですね(笑)
男女関係の場合は「のろけ」といった意味でも使えます。
「brag about ~」の例文・使い方
基本的に「brag」は自動詞として使われることが多いです。
なので、自慢したいもの(名詞)の前に「about」をつけてよく使います。
進行形になったり、否定文になったりすることもよくありますね。
He always brags about his knowledge.
「彼はいつも自分の知識をひけらかしている」
Don’t brag about your company.
「会社の自慢なんてやめてくれ」
You are bragging about netting minnows, but you won’t touch a firm like Axe Capital.
「雑魚どもを捕まえたことをひけらかしてますが、アックス・キャピタルのような会社には手を出さないんですね」
(ドラマ『ビリオンズ』:シーズン1・エピソード1より引用)
「nothing to」や「something to」とあわせて使うこともよくあります。
I have something to brag about.
「ちょっと自慢したいことがあるんだけど」
It’s nothing to brag about.
「自慢するほどのことじゃないよ」
The high score is nothing to brag about.
「高得点なんて自慢するほどのことじゃない」
(↑名詞を文頭にすれば、そのことが大したことじゃないというニュアンスになります)
「brag」だけで使う場合も、もちろんあります。
Don’t brag too much.
「そんなに自慢するなよ」
I don’t want to brag, but I won a million yen in a lottery!
「自慢したいわけじゃないんだけど、宝くじで100万円当たったんだ!」
組み合わせはいろいろと可能です。
友達同士での会話など、カジュアルな会話で使ってみてください。
「brag about ~」の言いかえ表現
「brag about ~」は、以下のような表現で言いかえることができます。
- boast about ~
「boast」(自慢する)は知っている人も多いと思います。
こちらのほうがより丁寧な言い方ですね。
「boast」は他動詞で使われることもよくあります。
つまり、後ろに「about」が付かずに、「boast ~」となるパターンです。
この場合、嫌みったらしく自慢するというよりは、「誇る」とか「持つ」というニュアンスになることが多いです。
The company’s online subscription service boasts one million members.
「その会社のオンラインサブスクリプションサービスは、100万人の会員を誇る」
- be proud of ~
「~を誇りに思う」という意味の定番表現です。
嫌みったらしいニュアンスは含まれず、プラスの意味合いで使われます。
「proud」の部分は形容詞で、後ろに「of」が続きます。
そして、「of」の後ろは名詞です。
ちなみに、先ほど例文で使った引用元のドラマ『ビリオンズ』では、別のセリフで「You’re proud about …」と言っていました。
「proud about」という言い方もありそうですが、ちょっとくだけた言い方に近くなるイメージです。
試験などにも使えるよう、「proud of」を覚えておいたほうが無難ですね。
I’m proud of you.
「あなたのことを誇りに思います」
まとめ
今回は、「自慢する」と英語で言いたいときに使える「brag about」をご紹介しました!
気軽な英会話では重宝する表現です。
誰かが自慢しているときや、軽く自慢したいことがあるときなんかに、ぜひ使ってみてください!
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※当記事の英語音声は音読さんを使用しています。