英語で「ギリギリ」は、cut it fine!

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英語で「ギリギリ」は、cut it fine!

今回は、英語で「ギリギリ」と言いたいときに使えるフレーズ「cut it fine」を紹介します。

ギリギリっていう形容詞が英語にもありそうな気がしますが、なかなか直訳のできない言葉です。

単語一言で言うよりも、今回の表現を使ってあげると、より焦っている感じが伝わるはずですよ。

それでは早速、「cut it fine」について解説していきます!

目次

「cut it fine」の意味

「cut it fine」は、以下のような意味で使うことができます。

  • 「(時間・お金)がギリギリ
  • 「(時間・お金)に余裕がない」
  • 「ギリギリのところでやる、見積もる」
  • 「細かく違いを見分ける」

特に時間がかかわるときなど、残り少ない中、細かいところのギリギリまで物事をやるときに使います。

時間が間に合わなさそうなとき、余裕がないといった意味で使いやすい表現です。

ここでの「fine」は、「細かい」という意味。つまり、「細かく切る」といったイメージですね。

大きく見積もって考えるのではなく、細かい部分まで区切ってギリギリまで考える感じです。

「cut it fine」の例文・使い方

「cut it fine」は、動詞として使います。

「it」が特に何か指すわけではないので、ここは変えずにそのまま使ってください。

「cut」の形を変えることで、バリエーションを増やしていきましょう。

10 minutes is cutting it fine.
「10分じゃギリギリだ」
(↑時間を主語にして使えます。一時的な話なので、進行形にして使っています)

I’m cutting it fine, so I have to run to the station!
「時間ギリギリだから、駅まで走らないと!」
(↑自分を主語にして言うこともできます)

I left home at 9 p.m., which was cutting it fine for the first period.
「家を9時に出たが、それは1限目にギリギリの時間だった」
(↑過去の話でもOK)

This calculation is incorrect. Can you cut it fine?
「計算間違ってるよ。正確に計算してもらえる?」
(↑ギリギリまで細かく計算するという意味でも使えます)

どちらかというと、進行形で使うことが多くなりますね。

今まさに時間ギリギリのときなら、現在進行形で活用してみてください。

「cut it fine」の言いかえ表現

「cut it fine」は、以下のような別表現もできます。

  • cut it close

「fine」を「close」に変えただけですね。

「cut if fine」はイギリス、「cut if close」はアメリカで使われることが多いようです。

  • until the last minute

「最後の瞬間まで」という意味で、「ギリギリまで」となります。

“I left my homework until the last minute.” (「ギリギリまで宿題を放置してしまった」)のように使えます。

「cut it fine」を使うシチュエーションの例

「cut it fine」をどんなシチュエーションで使うのか、例を考えてみましょう。

大学ではもうすぐ期末試験。

早々と勉強を始めたあなたは、余裕をもってテスト範囲の内容を網羅しています。

そんな大学のカフェで勉強しているあなたのところへやってきた、友人。

テスト勉強しているあなたの姿を見て、びっくりしています。

“Are you studying for the exam already?”
「もうテスト勉強してるの?」

いや、どう考えてももう始めるでしょと思ったら、こんなフレーズで返してあげましょう。

“You are always cutting it fine, aren’t you?”
「あなたはいつもギリギリでやるんでしょ?」

ギリギリのほうか底力が出る人もいるのかも?

でもなるべくなら、余裕を持って勉強したいですね。

まとめ

今回は、「ギリギリだ」と英語で伝えるときに使える「cut it fine」をご紹介しました!

本当はあまりギリギリにならず余裕を持ったほうがいいんでしょうが、そうは言ってもギリギリになるときはあると思います。時間に遅れそうで猛ダッシュするときもあると思います。

そんな風に、時間がお金などがギリギリのとき、余裕がないときにぜひ使ってみてくださいね!

この記事を書いた人

English LING編集部です。「英語を猛勉強したい社会人のための英語学習メディア」として、さまざまな切り口から実践的な英語力アップに役立つ情報をわかりやすくお伝えしていきます。

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