インフルエンザが流行ったら、こんな英語の例文を使ってみよう

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今日はインフルエンザについて、英語で語ってみましょう。

インフルエンザの予防ついでに(?)、ぜひチェックしてみてください!

目次

インフルエンザを英語で言うと

インフルエンザを英語で言うと、ローマ字にしたような感じで、“influenza” になります。

カタカナそのままの英語ですね。

 

influenza:「インフルエンザ」

 

ただし、“influenza” としっかり言うと、長いですよね。

なので、たいていの場合はこれを省略して、”flu” と言います。

「フル」ではなく、「フルゥと、後ろを伸ばす感じで発音します。

 

また、冠詞の “the” を付けて言うのが一般的です。

 

the flu:「インフルエンザ」

 

日本語で「インフル」と略すよりも、短くて便利ですね(笑)

基本的には、“the flu” を使って、インフルエンザ関連のいろんな表現と組み合わせていくことになります。

 

さまざまなインフルエンザの英語
  • type A flu:「A型インフルエンザ」
  • type B flu:「B型インフルエンザ」
  • type C flu:「C型インフルエンザ」
  • bird flu / avian flu:「鳥インフルエンザ」
  • pig flu / swine flu:「豚インフルエンザ」

 

それでは段階を追って、インフルエンザ関連の英語を見ていきましょう!

「インフルエンザが流行してる!」を英語で言うと

毎年、1月になるとインフルエンザが大流行しますよね。非常に厄介なやつです。

あなたの周りでも、インフルエンザは流行っていないでしょうか?

インフルエンザが流行っているときには、こんな表現を使ってみてください。

 

The flu is going around in college.
「大学でインフルエンザが流行ってるよ」

The flu is epidemic this year.
「今年はインフルエンザが大流行しています」

 

“epidemic” は、伝染病などが大流行しているときに使います。

epidemic単発でも、名詞で「伝染病」という意味もありますよ。

 

ちなみに、これがもっとひどくなって、全世界で大流行するような病気になると “pandemic” と言われます。

インフルエンザがpandemicになったら相当やばいですね。相当やばいときに使う単語だと思ってください。

 

そういえば、2006年に『呪怨 パンデミック』(原題:The Grudge 2)というホラー映画がありました。日本の有名ホラー『呪怨』の、ハリウッドリメイク版です。呪いが世界中で伝染していたということですね。

 

ちなみに「学級閉鎖」は、一言で言える英単語はありません。なので、状況を英語で説明してあげましょう。

 

The school temporarily closed classes due to the flu.
「学校はインフルエンザのせいで、一時的に授業がなくなったよ」
(⇒「インフルエンザのせいで学級閉鎖だよ」)

って感じです。

「インフルエンザの予防」を英語で言うと

インフルエンザにかからないための「予防」は欠かせませんね。

予防は、“prevention”(動詞 “prevent” :「防ぐ」の名詞形)を使えばOKです。

 

prevention:「予防」

 

インフルエンザが流行る時期になっても対応できるように、普段からしっかり予防しておきましょう。

  • 予防接種を打つ
  • 手洗い・うがいをする
  • マスクをする

以上のようなことを心がけて、冬を乗り切れるといいですね。

それぞれ英語で見てみましょう。

予防接種を打つ

インフルエンザが流行る前に、予防接種を打っておきましょう。

12月くらいにはインフルエンザが流行り出すので、11月くらいに打つのがいいみたいですね。

効果は5ケ月ほど続くらしいので、早めに打っておいたほうがよさそうです。

 

I got a flu shot.
「インフルエンザの予防接種を打ちました」

The flu can be prevented with a vaccine.
「インフルエンザはワクチンで予防できます」

 

「予防接種」と「ワクチン」の英語は、それぞれ以下のとおりです。

flu shot:「インフルエンザの予防接種」

vaccine:「ワクチン」

ワクチンは、「ヴァクシーン」って感じの発音になります。

手洗い・うがいをする

インフルエンザを予防するには、なんといっても手洗いとうがいですよね。

外から帰ったら、手洗いとうがいは欠かさないようにしましょう。

これによって、外からもらったバイ菌とサヨナラできます!

 

Gargling and washing hands are good way to prevent the flu.
「うがいと手洗いは、インフルエンザの予防に役立ちます」

 

「うがい」は “gargle” という動詞を使えばOKです。

上の例文では、”ing” を付けて、動名詞にしています。

gargle:「うがいをする」

マスクをする

そしてなんといってもコレ!マスクです。

僕が以前インフルエンザにかかったのは、咳でゴホゴホしている人が大勢いる地下鉄に、マスクなしで乗っていたことだと勝手に思ってます(笑)

冬になるとマスクが増えるのも、日本に根付いた文化ですね。

英語ではこんな感じで言ってみましょう。

 

You should wear a mask to prevent the flu.
「インフルエンザ予防のために、マスクつけたほうがいいよ」

 

ただ “mask” と言っても通じるかもしれませんが、英語でmaskと言ったら、「仮面」をイメージする人が多いと思います。

日本の風邪予防のマスクをイメージさせるためにも、“to prevent the flu” などと、予防目的であることもあわせて伝えるといいかもしれません。

また、確実にこのマスクをイメージさせたい場合には

“surgical mask”

と言えばOKです。

手術(surgery)のときに使うマスクなので、こう呼ばれます。

海外の人から見ると、日本では手術用のマスクが風邪予防に使われている、という認識ですね。

「インフルエンザかもしれない」を英語で言うと

インフルエンザっぽいな…と思ったら、こんな表現が使えます。

 

I think I have the flu.
「インフルエンザだと思う」

 

しかし、インフルエンザかどうかは、病院に行ってみないとわかりません。

インフルエンザかと思っても、ただの風邪だというケースもあります。

僕はついこないだ、確実にインフルだと思って病院へ行ったら、「ひどい風邪」だと言われました(;’∀’)

高熱と咳が5日間くらいつづいて、インフルよりはるかに辛かったです(-_-;)

 

Apparently, I caught a terrible cold.
「どうやら、ひどい風邪をひいたらしい」

 

インフルエンザと風邪とでは、効く薬が違うので、注意してください!

頭がフラフラしてきて、高熱が出てきたら、すぐに病院へ行きましょう。

インフルエンザ発症から48時間以内なら、特効薬が効いて治りが早くなります。

インフルエンザっぽいなと思ったときの、使えそうな英語表現を紹介します。

 

I feel lightheaded.
「頭がフラフラする」

I get the severe chills.
「激しい悪寒がする」

I have a bad cough.
「咳もひどい」

I might have a high fever.
「高熱があるかもしれない」

Let’s take a temperature.
「熱を測ってみよう」

It’s 39.0 degree…
「39.0度ある…」

 

症状(symptom)の英語一覧

“feel” と合わせて)

  • lightheaded / dizzy:「頭がフラフラ」
  • sick:「気持ち悪い(病気っぽい)」
  • listless:「だるい」

“have” と合わせて)

  • headache:「頭痛」
  • chills:「悪寒」
  • cough:「咳」
  • stuffy nose:「鼻づまり」
  • runny nose:「鼻水」
  • sore throat:「喉が痛い」
  • high fever:「高熱」
  • slight fever:「微熱」

 

「インフルエンザにかかった」を英語で言うと

病院の検査で、見事にA型インフルエンザだと診断されたときの英語を紹介します。

A型はもっとも強力で、いわゆる「インフルエンザ」と言えば、A型インフルエンザのことを指します。

もちろん、A型と言わなくても通じます。

 

I got the flu. / I caught the flu.
「インフルエンザにかかった」

 

あまり言いたくないセリフですが、インフルエンザにかかったらシンプルにこのセリフですね。

うつされたときには、“from” を使ってみましょう。

 

I caught the flu from my father…
「お父さんからインフルエンザをうつされた…」

 

「インフルエンザが治った」を英語で言うと

「治る」は、“get over” 「克服する」を使うと表現しやすいですね。

 

I got over the flu.
「インフルエンザが治った」

 

そのほか、“get better” 「良くなる」や、“feel fine” 「元気だ」なども一緒に使ってみましょう。

 

I finally got better.
「やっと良くなった」

Thanks to Tamiful, I feel fine now.
「タミフルのおかげで、もう元気だよ」

I took Xofluza, and a day later, I became perfectly fine.
「ゾフルーザを飲んで、1日たったら、完全復活したよ」

 

タミフルゾフルーザは日本で大活躍している抗インフルエンザ薬です。

最近ではゾフルーザを使う人が多いみたいですね。

タミフルは5日間、1日2回の服用に対して、ゾフルーザは1回の服用だけでOKなので、すぐラクになります。

(処方は必ず医師に相談してくださいね!)

 

 

治った期間を言いたい場合は、”take (人)~”:「(人)に~(時間)がかかる」を使って、言ってみましょう。

 

It took me three days to get over the flu.
「インフルエンザが治るのに、3日間かかった」

 

3日で治ればいいほうですね。

治って、よかったです!

まとめ

ということで、今回は毎年大流行するインフルエンザ関連の英語を紹介しました。

あまり使いたくない英語ばかりだと思いますが、万が一インフルエンザになってしまったときは、使ってみてください。

基本的には、”the flu” をいろいろなものと組み合わせて、表現していきましょう。

留学中などで体調を崩した場合は、病院で自分の症状を言えるようにしておくといいですね。

 

普段はものすごく元気だと思っても、インフルエンザの波はいつあなたに襲ってくるかわかりません。

海外でインフルエンザなんてことになったら最悪なので、普段から予防はしっかりしておきましょう!

この記事を書いた人

English LING編集部です。「英語を猛勉強したい社会人のための英語学習メディア」として、さまざまな切り口から実践的な英語力アップに役立つ情報をわかりやすくお伝えしていきます。

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