be動詞を表や例文で復習!中一文法の大事な単語を思い出そう

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be動詞を表や例文で復習!中一文法の大事な単語を思い出そう

今回は英語のもっとも基本となるbe動詞を、ざっくり復習しておきましょう。

中学1年生で習う最初の英文法ですね。

be動詞なんて当たり前にわかっているよというあなたも、文法をもう一度やり直したいということであれば、初心にかえってチェックしてみてくださいね!

目次

be動詞の活用表

まずは表でチェックです。

be動詞は以下の表のように活用(形が変化)します。

原形現在形過去形過去分詞現在分詞(~ing)
beam

is

are

was

were

beenbeing

形としては「be」から「been」までの7パターンに変化します。

ing形まで含めると8パターンですね。

使い分けは、以下のようになります。

be動詞は主語によって形が変わってきます。

主語be動詞(現在形/ 過去形)
Iam / was
He / She / It など(「I」「You」以外の単数形)is / was
You / We / They など(「You」と、その他の複数形)are /were

「am」「is」の過去形が「was」「are」の過去形が「were」となります。

be動詞は何を表す?

では、上記で見たbe動詞とはいったい何者なのか?

be動詞が基本的に表すのは「~は…です」という表現です。

そもそも英語の文は、本当にざっくり見ると、大きく分けて次の2パターンに考えられます。

  • 「~は…です」(様子・状態などを表す)
  • 「~は…する」(動作を表す)

このうち、

  • 「~は…です」を表すために使う単語を「be動詞」
  • 「~は…する」を表すために使う単語を「一般動詞」

と呼んでグループ分けしています。

英語の文はだいたいがこれら2種類の動詞によって成り立っているわけですね。

その中で、「~は…です」パターンのほうを「be動詞」と言っているわけです。

ただ、これはあくまで大ざっぱにわかりやすく説明するとそうなのですが、実際は「~は…です」の文がすべてbe動詞になるわけではありません。

むしろ、「『…です』が来たらbe動詞を使う」と覚えてしまうのはアウトです。

日本語訳だけ見て自動的になんでもかんでもbe動詞にするのではなくて、こういうときはbe動詞なんだなというのを感覚で覚えていきましょう。

じゃあ、be動詞をどんなときに使うのかというと、次の2パターンを意識してください。

  1. A = B(Aは何だ / Aはどんな状態だ)
  2. Aは~にいる/ある

1の場合は、AとBという単語があったときに、A = Bの「=」(イコール)の部分に当たるのがbe動詞です。

AとBという2つの言葉をつないでくれる、道具のようなものですね。

2はイコール関係ではないですが、Aという単語がある場所を示すことができます。

たいてい、「in」「on」などの場所を表す単語と一緒に使われます。

be動詞の使い方と例文

be動詞を使って表す文の基本

では、be動詞の使い方を例文とともに見てみましょう。

上記で見たように、パターンとしては以下のように分けて考えます。

  • Aは何だ
  • Aはどんな状態だ
  • Aは~にいる/ある

それぞれ例文を見ていきましょう。

(Aは何だ)↓

I am a student.
「わたしは学生だ」

(Aはどんな状態だ)↓

I am happy.
「わたしは幸せだ」

(Aは~にいる/ある)↓

I am in Nagoya.
「わたしは名古屋にいる」

こんな感じですね。

これを過去の話にしたい場合には、過去形の 「was」「were」を用います。

I was a student.
「わたしは学生だった」

I was happy.
「わたしは幸せだった」

I was in Nagoya.
「わたしは名古屋にいた」

主語による使い分け

be動詞は最初の表で見たように、主語が誰かによって使い分けます。

  • 主語が「わたし」の場合 ⇒「am」「was」
  • 主語が「あなた」もしくは「複数形」の場合 ⇒「are」「were」
  • それ以外 ⇒「is」「was」

といった具合です。

いくつか例文を見てみましょう。

I am Taro Yamada.
「わたしは山田太郎です」

You are beautiful.
「あなたはきれいです」

We are good friends.
「わたしたちは良い友達です」

They are in Paris.
「彼らはパリにいます」

He is my brother.
「彼はわたしの兄弟です」

She is my sister.
「彼女はわたしの姉妹です」

It is on the desk.
「それは机の上にあります」

This is a book.
「これは本です」

こんな感じで、そのときの主語(誰が、何が)によって使うbe動詞を変えていってください^^

be動詞の省略

be動詞は、主語にくっつけて省略することが可能です。

  • I am ⇒ I’m
  • You are ⇒ You’re
  • He is ⇒ He’s
  • It is ⇒ It’s

などです。

be動詞の最初のアルファベットを「’(アポストロフィ)」にして、前の単語にくっつけてください。

be動詞の疑問文と否定文

be動詞の疑問文と否定文についても見ておきましょう。

  • 疑問文とは、「~は…ですか?」と相手にたずねる文
  • 否定文とは、「~は…ではありません」と打ち消す文

です。

※ちなみに、「~は…です」というふつうの文は「肯定文」といいます。

では作り方を見てみましょう。

be動詞と一般動詞で作り方が違うんですが、be動詞はすごくカンタンです。

be動詞の疑問文

be動詞の疑問文は、be動詞を文の先頭に持ってくるだけで作れます。

他の部分を変にいじる必要はありません。

書くときには、文の最後を「?」(クエスチョンマーク)にするのをお忘れなく!

  • It is a desk.(それは机です)
    Is it a desk?(それは机ですか?)
POINT!

ただし、中学英語なんかで「私は~です(I am ~)」などの文を疑問文にしなさいと言われたら、基本的には「あなたは~ですか?(Are you ~)」の形にしていきます。

  • I am Ken.(私はケンです)
    ⇒ Are you Ken?(あなたはケンですか?)

「Am I Ken?」でも疑問文が成り立ちますが、「私はケンですか?」と聞くことになるので、ちょっと変な感じがしちゃいますね。

いや、もちろん長い人生の中でそういうセリフを使う場面があるかもしれませんし、文としては成り立っているのでこれでもOKです。

が、学校のテストで書くと「×」を食らうので、基本的には「あなたは~?」とたずねる文にしていきましょう^^

それでは、be動詞で作ったカンタンな疑問文の例文です。

Are you a student?
「あなたは学生ですか?」

Is she your friend?
「彼女はあなたの友達ですか?」

Are they lions?
「あれらはライオンですか?」

Is this a watch?
「これって時計ですか?」

こんな感じですね。

よく、疑問文は前の単語とbe動詞をひっくり返すだけって覚えてる人がいますが、それで覚えてしまうとちょっと危険なので気をつけてください。

  • A red apple is on the desk.

こんなふうに主語が長くなったときに、単純に前の言葉をひっくり返してしまうと、

  • A red is apple on the desk?(×)

となってしまいます。

正しくは、

  • Is a red apple on the desk?(〇)
    「赤いりんごは机の上ですか」

ですね。

be動詞の否定文

be動詞の否定文は、be動詞のあとに「not」を入れるだけです。

非常にシンプルですね(笑)

例文です。

I am not a soccer player.
「わたしはサッカー選手ではありません」

You are not in Tokyo.
「あなたは東京にはいません」

He is not my brother.
「彼はわたしの兄弟ではありません」

こんな感じですね。

それぞれ「I’m not」「You aren’t」「He isn’t」などと省略も可能です。

be動詞を英語で言うと?

せっかくなので、おまけにbe動詞を英語で言うとどうなるのかも一緒に覚えてしまいましょう。

be動詞というのはけっこう日本語的な言い方で、英語で正式にbe動詞という文法的な言い方があるわけではありません。

一般的には、「to be verb」といったり、「to be」というような感じで表現します。

  • 動詞:verb

The verb “to be” is very important.
「be動詞はとても大切です。」

こんな感じで、英語でbe動詞を言ってみてください。

まとめ

以上、今回は英文を作る上で一番大事な「be動詞」を復習してみました。

be動詞とは何なのか、いつ使うのか、どう使い分けるのかなど、思い出していただけたでしょうか?

ポイントは、英語には大まかに2種類の動詞があって、be動詞はそのうちのひとつだということです。

一般動詞とは分けて使うということを意識しておいてください。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

English LING編集部です。「英語を猛勉強したい社会人のための英語学習メディア」として、さまざまな切り口から実践的な英語力アップに役立つ情報をわかりやすくお伝えしていきます。

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