『ターミネーター』の意味は?【映画タイトルから学ぶ英語】

『ターミネーター』の意味は?【映画タイトルから学ぶ英語】

『ターミネーター』といえば、1984年にシリーズ1作目が上映し、2019年に最新作が作られるほどのロングセラーを記録しているハリウッド映画です。

一度は聞いたことがある映画タイトルだと思いますが、「ターミネーターってそもそもどういう意味だろう?」と気になったことはありませんか?

この記事では、映画タイトルから学べる英語として、「ターミネーター」という言葉の意味を解説していきます!

ターミネーター(terminator)の意味

ターミネーターは、英語にすると「terminator」

直訳は、「終わらせる者」です。

ターミネーターと聞くと、

  • サイボーグ
  • ロボット
  • 殺し屋

などののイメージがあるかもしれません。

しかし、これらの言葉のイメージは映画『ターミネーター』が大ヒットしたおかげで、アーノルド・シュワルツネッガー演じるそのキャラにちなんで広がったもの。

もともとの英語は、動詞の「terminate」(終わらせる)から来ています。

 

  • terminate:「~を終わらせる」

 

劇中では「殺人機械」という意味で使われていますが、実際にはそんな意味はありません。

「命を終わらせる者、抹消する者」的な意味合いで、「terminator」となったわけです。

ただ、映画の反響が大きすぎて、もう最近では恐ろしい意味で使われることも普通になってきているようです(笑)

単純に「killer」(殺し屋)「assassin」(暗殺者)とするよりも、機械の淡々とした雰囲気が感じ取れて、怖いですね!

 

余談ですが、「t」の発音が2回続くのも、個人的には金属っぽい響きがあると思います。

音としても、より機械感が出る単語かもしれません!

terminateの使い方

では、現実での「terminate」の使い方を解説します!

「terminate」は、契約や関係を終わらせるときなどによく使います。

「end」(~を終わらせる)よりもちょっと固い表現になります。

I will terminate the relationship with my client.
「クライアントとの関係を打ち切ります」

This contract will be terminated in a month.
「この契約は、1ヶ月以内に終了します」
(受け身でもよく使います)

TOEICのビジネス英語なんかにも出てくるので、覚えておくと便利ですよ^^

terminateの派生語

「terminate」の派生語としてすぐ思いつくのは「terminal」(ターミナル)です。

 

  • terminal:「ターミナル、終着駅」

 

電車などが最後に止まる駅、要するに「終点」ですね。

「terminal」(終点)のイメージがあると、「terminate」(終わらせる)も覚えやすいかと思います。

 

ちなみに、病気が末期のときなんかにも、形容詞として「terminal」を使うことができます。

I’m sorry but her illness is terminal.
「残念ながら、彼女の病気は末期です」

せっかくなので「ターミネーター」のついでに、「terminal」の使い方も覚えちゃってくださいね^^

ターミネーターシリーズの英語タイトルの意味

それでは最後に、『ターミネーター』のシリーズごとに、英語の意味をチェックしてみましょう。

『ターミネーター』の主な映画シリーズは、以下のとおりです。

  • Terminator 2: Judgment Day(ターミネーター2)
  • Terminator 3: Rise of the Machines(ターミネーター3)
  • Terminator Salvation(ターミネーター4)
  • Terminator Genisys(ターミネーター:新起動/ジェニシス)
  • Terminator: Dark Fate(ターミネーター:ニュー・フェイト)

日本語タイトルはけっこうシンプルですが、原題の英語タイトルのほうには副題が多いですね!

それぞれ、見ていってみましょう。

Terminator 2: Judgment Day(ターミネーター2)

1991年、『ターミネーター』の大ヒットを受けて、前作の10倍もの予算をかけて作られたという続編。

この続編も大ヒットとなりました。

日本語タイトルは単純に『ターミネーター2』ですが、原題では「Judgment Day」という副題がついています。

 

「Judgment Day」を訳すと、「審判の日」

劇中に出てくる、スカイネットと人間が核戦争を起こす1997年8月29日のことを指しています。

ちなみに「judgement day」(審判の日)は、キリスト教やユダヤ教などに見られる「last judgement」(最後の審判)が元になっています。

世界が終わったあと、人間は天国に行くのか地獄に行くのか、判断される日のことですね。

 

  • judgment:「審判」「判断」

 

judge(判断する)の名詞の形です。

「審判が下る」という意味での「審判」です(レフェリーのことではありません)。

Terminator 3: Rise of the Machines(ターミネーター3)

2003年公開。

「1」「2」からの正式な続編ではなく、時系列をずらした作品として見られています。

こちらも「2」同様に、日本語タイトルはシンプルに『ターミネーター3』ですが、英語だと「Rise of the Machines」という副題がついています。

直訳するなら、「機械の台頭」

機械たちが反乱を起こそうと立ち上がったことを意味します。

 

  • rise:「起こり」「台頭」「立ち上がること」

 

ちなみに、2019年公開の『スターウォーズ』9作目のサブタイトルは「The Rise Of Skywalker」

日本語では、「スカイウォーカーの夜明け」と訳されています。

Terminator Salvation(ターミネーター4)

2009年公開。

主演にクリスチャン・ベールをむかえ、シュワちゃんは若い頃の映像で出演した作品です。

日本語タイトルでは完全に無視されていますが、正式なタイトルは「salvation」「救済」という意味になります。

 

  • salvation:「救済」「救い」

 

「審判の日」とともに、キリスト教的な概念も含んでいそうなタイトルですね。

救世主イエスが「最後に審判」のときに現れるのがキリスト教ですが、映画ではスカイネットによって攻撃された世界に、ジョン・コナー(クリスチャン・ベール)が救世主として現れる設定になっています。

Terminator Genisys(ターミネーター:新起動/ジェニシス)

2015年公開。

ターミネーターシリーズのリブート作品とされていますが、新たなシリーズが始まる前に打ち切りになってしまいました。

他の作品とは、また違った世界観がある映画です。

「Genisys」は、劇中での固有名詞で、世界をつかさどるオペレーティングシステムとされています。

なので、単語として覚えても現実には使えませんが、もともとは「genesis」というタイトルになる予定だったそうですね。

こちらは「物事の始まり」という、ちゃんとした意味があります。

 

  • genesis:「創世記」「起こり」

 

「genesis」だと「創世記」という意味もあるので、またキリスト教っぽくなっていた感じですね。

Terminator: Dark Fate(ターミネーター:ニュー・フェイト)

2019年公開の作品。

『ターミネーター2』の正統な続編とされていて、新たなリブート作品になったものです。

日本語タイトルでは「ニューフェイト」になってますが、英語のオリジナルは「Dark Fate」

新しいリブートなので、きっと「ニュー」って付けたかったんでしょう^^

 

原題の意味は「暗い運命」

  • dark:「暗い」
  • fate:「運命」

原題のほうが、重々しい雰囲気を醸し出しますね!

どちらにしろ、「フェイト」の部分はかぶっているので、「fate」=「運命」だけでもタイトルから覚えておくといいのではないでしょうか。

まとめ

今回は、映画『ターミネーター』のタイトルから、英語の意味を勉強してみました。

サイボーグや機械のようなイメージがある「ターミネーター」という言葉ですが、実際は「終わらせる」という動詞「terminate」から来ています。

これをきっかけに、「terminate」という単語も覚えながら、『ターミネーター』シリーズの作品をたっぷり楽しんでみてください!

 

▼映画タイトルでは、「アナ雪」の英語も解説しています。