あなたは映画を観るのが好きですか?
「映画を楽しみながら英語の勉強も一緒にできればいいのに」と思ったりしていませんか?
そんなあなたに朗報です!映画は、うまく使えばとっても効果のある英語教材になります!
効果のある勉強法のコツをつかんで、少しずつ実践を続けていけば、英語は確実に上達します。
ここからは、映画を使って勉強すればどんなメリットがあるのか、そしてどんな勉強が効果的なのか、そのとっておきの英語学習法を紹介していきます。
映画で英語を勉強するメリットは?
海外の映画は、生きた英語がたっぷりとつまった素晴らしい教材です。
映画を使って英語を勉強することで、質の高い英語力を身につけるために必要なスキルをしっかりと伸ばしていくことができます。
質の高いリスニング力が身につく
映画は、ただ目で画面を見続けて楽しむだけのものではありません。
映画1本分の長さの平均は2時間ほどですが、その間、登場人物が話していることをずっと耳で聞き続けることになります。
しかも映画にはしっかりしたストーリーがあるので、ただの退屈な会話を聞いているだけではありません。
「この後はどうなるのかな?」と、常にワクワクしながら英語を聞き続けることができます。
長い間、集中して耳で聞くというのは、英語の「リスニング力」を上達させるためには欠かせない習慣です。
しかも1本の映画には、世代も職業も生まれ育った国も違ういろんな登場人物が出てきて、それぞれ違う特徴をもった話し方をします。それに、演じる俳優によっても発音は全然違ってきます。
映画を観ながら英語を学習することで、バラエティ豊かな生の発音に触れることができるのです。
こうすることで、さまざまな発音を聞き分けられる質の高いリスニング力を鍛えることができます!
ネイティブらしい発音に近づくことができる
1本の映画を繰り返して見ると、だんだんその登場人物の話し方に慣れていくものです。
そして、その話し方や発音を真似してみることで、ネイティブらしい発音を無理なく覚えていくことができます。
もちろん発音をよくするための教材はたくさん発売されています。
でも自分の好きな映画や好きな俳優が出ている映画を使えば、思い入れのある登場人物や俳優の発音をモデルに練習することができるのです。
- 「この人の発音真似したいな」
- 「こんな話し方憧れる」
なんて人を見つけて練習していけば、向上心も高まりますし、練習自体がとっても楽しいものになります。
そして何度も練習することで、ネイティブらしい発音に無理なく近づいていくことができるのです。
実践的なコミュニケーション力が身につく
映画には、もちろんナレーションや独り言などもありますが、だいたいは2人以上の人々の会話が出てくることが多いものです。
それを何度も聞いて真似していくことで、
- 「こういうことを言われたらこんな風に返せばいいのか」
- 「こんなことを聞きたいときはこういう話しかけ方をすればいいんだ」
など、コミュニケーションのコツを自然と身につけることができます。
それに言葉そのものだけでなく、登場人物になりきってジェスチャーや表情を真似する練習も一緒にすることができます。
ジェスチャーや表情も一緒に真似することで、「どんなジェスチャーを使えばよく伝わるのか」ということや、「子どもに対してや、目上の人に対してどのように接すればいいのか」などのヒントも得ることができ、実践的なコミニュケーション力を手に入れることにつながります。
ボキャブラリーが豊富になる
映画を観ていると、たくさんの知らない単語やフレーズに出会うことがあると思います。
最初は「この映画に出てくる言葉は難しすぎる!」と悩むこともあるかもしれませんが、そんなときこそ新しい言葉を覚えるチャンスです。
特に知っている映画や大好きな映画を観るときは、すでに興味があって少しは背景知識もあるはずです。
新しい言葉を覚えるときは、ただ単語帳などで勉強するよりも、興味のあるもので覚えるほうが圧倒的に覚えやすいのです。
それに、違ったジャンルの映画をたくさん使って効果的な学習法を取り入れていけば、幅広い分野の単語やフレーズをたくさん覚えられることになります。
いずれは、どんな人を相手に話すことになっても対応できる英語力がぐんとアップすること間違いなしです!
英語圏の文化を学べる
語学力を上級レベルにするためには、言葉そのものだけでなく、その言葉を話す人たちが生活している文化についてもよく知っておくことが大事です。
英語を勉強している場合は、英語を話す国の文化をよく知っておくことが大事だということです。
そこで英語圏の映画を観れば、英語を使う人々がどんな環境でどんな生活をしているのか、目で観て知ることができます。
特に英語という言語は、世界中の人たちが使う言語です。
英語を話す映画であっても、英語圏の国だけに限らず、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、中南米などさまざまなルーツを持ったキャラクターたちが登場することがたくさんあります。
そんな人たちがどんなことを話して、どんな生活をしているのかということを目で観て学ぶことができるのです。それに、文化的な背景知識や素養も身につきます。
そして、実生活で英語でコミュニケーションを取るときの話題作りにも活かすことができるのです。
英語を勉強するための映画を選ぶコツ
映画を使って勉強すると、質の高い英語力を身につけることができるというのがわかりました。
「映画を観て勉強したい!」という気持ちが高まったら、次は、どの映画で勉強するか選ぶことになります。
さて、いったいどのように勉強するための映画を選べばいいのでしょうか。
- 「なるべく発音がわかりやすい子供向けのものがいい」
- 「SFやファンタジー系など現実世界とかけ離れた世界観をもつ映画はやめたほうがいい」
など、映画を使って英語を勉強するとなるといろんなアドバイスを耳にすることがあると思います。
「この映画が大好きなんだけど、勉強には向いてないのかな」と迷うこともあるかもしれません。
ここからは、どんな映画を選べばいいのか、アドバイスをしていきたいと思います。
まずは好きな映画から始める
まず「映画を観て勉強しよう」と決めてから最初に選ぶ映画は、
- 大好きな映画
- 興味がある内容の映画
を選ぶことがおすすめです。
学習法に関しては後から詳しくお伝えしますが、
- 「まずは一つの作品を何度も観て、字幕を英字幕に変えても、そして字幕を消したとしても内容がわかるようにする」
というのが映画を使った英語学習の一つの目標でもあります。
ここまでするなら、やっぱり好きな映画じゃないとやりづらいですよね。
いくら「この映画は英語がわかりやすい」といっておすすめされても、それが自分にとってあんまり興味のないものだと、すぐに飽きてしまったりしてモチベーションも上がりません。
なので、まずは「自分はこのジャンルが好き」「何回見ても飽きないほど大好きな作品がある」というのがあれば、その映画から入るのが一番です。
それがとても好きな映画なのであれば、SFだろうとホラーだろうと関係ありません。
どんな映画だとしても、必ずその映画を何度も見て勉強していけば、英語力は確実に上がるのです。
なので、まずは「好きだと思える映画」を選んでみてください。
どんなスキルを伸ばしたいか考えて映画を選ぶ
好きな映画を使って英語を勉強することに慣れて、自信が少しずつついてきたとします。
そうなったら、最初に勉強した映画とは少し違うジャンルのものに挑戦してみましょう。
ただ、ここでも何を選んでいいか迷ってしまうこともあると思います。
そんなときは、特にどのような英語のスキルを身につけたいかを考えてみましょう。
たとえば、「今すぐ活かせるスピーキング力」を身につけたいのであれば、「なるべく自分に近い世代の同性の登場人物が出ている映画」を中心に見ていくことをおすすめします。
また、その映画がいつ作られたのかという「制作年」にも注目してみてください。
「今すぐ活かせるスピーキング力」を伸ばすためには、なるべく今現在みんなが使っているものに近い言葉づかいを吸収することが大事ですよね。
たとえば、今あなたが25歳だったとします。
その映画の主人公が同じ25歳くらいだったとしても、それが50年も前の映画だったりしたら、今では75歳の人たちが25歳だった頃に使っていたような会話を聞くことになります。
なので、「今すぐ活かせるスピーキング力」を身につけたい場合は、なるべく制作年が新しい映画を選ぶとよいでしょう。
そして、自分に近い世代(25歳だったとしたら20代前半〜30代前半くらい)の、あなたが男性であれば男性のキャラクターが、女性であれば女性のキャラクターが出ている映画を選べば、すぐに活かせる会話力が身につけられることになるのです。
逆に、「年上の世代の人たちとのコミュニケーション力」を伸ばすという目的で勉強するなら、相手の言っていることを理解する力も大切になってきますよね。
その場合は、制作年が古かったり、自分より年上の人たちが出ている映画を選ぶことで学べることがたくさんでてきます。
また、「近々イギリスに出張があるからイギリス英語に慣れたい」などの差し迫った目的があれば、イギリス出身の俳優が出ていてイギリスが舞台になった映画を見るのが効果的です。
まずゆっくり時間をかけられる場合は「自分が好きな映画」で慣れてから、「伸ばしたいスキルを身につけるのにぴったりの映画」を選ぶことがおすすめです。
短期間で慣れてしまいたい方は「伸ばしたいスキルを身につけるのにぴったりの映画」の中から自分が一番観たいと思えるものを選んでみましょう。
映画を使った4つの英語勉強法!
ここからは、映画を使った効果的な英語の勉強法を、目的ごとに具体的に説明していきます。
どの方法を選んでもいいですが、ここで紹介する1から4までの方法を順番に行うと特にやりやすいと思います。
映画は約1時間〜3時間のものまでありますが、一気に全部やってしまうとかなり長い時間がかかってしまいます。
そのシーンのセリフ量にもよりますが、だいたい10分〜20分くらいなど、自分のやりやすい長さに区切って勉強することをおすすめします。
「アクションシーンがひたすら続いていてセリフがない!」ということであれば、そのアクションシーンなどは飛ばし、セリフがしっかりとあるところを最低10分はピックアップしていきましょう。
勉強を始める前の準備
まず、映画で勉強する場合は
- 繰り返して見られること
- 英語の字幕をつけられること
が条件になります。
DVDやブルーレイ、またオンライン配信サービスを使って繰り返して観やすい状態にすること、そして英語字幕を表示する機能が使えるかどうか確認してから勉強を始めるようにしましょう。
そして、勉強を始める前に、選んだ映画を一度最後まで観てストーリーを把握しておくことをおすすめします。
ストーリーの流れを全部理解しておくことで、目的に合わせて集中して勉強することができるからです。
それに、大体どれくらいの長さに区切って勉強するかの目処をつけることもできます。
また、主要な登場人物(最低2〜3人くらい)の世代や職業、住んでいる場所などをチェックしておきましょう。
それを知っておくと、例えばそのキャラクターが「ニューヨークに住んでいる銀行員」だった場合、
- ニューヨーカーはこういう立ち振る舞いをするんだな
- 銀行員は仕事でこういう言葉を使うことが多いんだな
という感覚をつかめます。
もちろんフィクションなので現実とはまた違うのも当然ですが、感覚をつかむだけでも大きな一歩となります。
1. リスニング力を上げる勉強法
映画は効果的に使えば、様々な人たちが会話をしているところを聞いて理解できるようになるという、上質なリスニング力を身につけることができます。
ここからはリスニング力を上げる勉強法をステップごとに解説します。
この勉強法はこれから紹介していくすべての勉強法につながる大事な下準備にもなりますので、少し時間をかけてやってみてください。
ステップ1
まずは決めた長さで(10分〜20分ほど)、日本語字幕をつけた状態で観ます。
このとき、字幕はあくまでもガイドの役割だと思ってください。
すでにストーリーはわかっているはずなので、字幕に集中して観る必要はもうありません。
字幕をちらっと見て大体の意味を確認したら、すぐにセリフの音に集中するようにしましょう。
ステップ2
今度は日本語字幕を英語字幕に変えて、もう一度ステップ1で見たシーンを繰り返して見ます。
英語字幕をつけると、今度はセリフの音と文字が一致するようになります。
英語字幕は一字一句完ぺきに表示されないこともありますが、ほとんどのセリフはそのまま目で確認できることになります。
なので、日本語字幕だけでは聞き取れていなかった言葉もこの段階でほとんど確認することができます。
知らない単語が出てきても、ここではあまり深く考えすぎずに、まずは音と文字を一致させることに集中してください。
そして、ここまでで不安なところがあれば、そのシーンは音と文字が一致するまでリピートしてください。
ステップ3
ステップ1と2を終えると、そこで見た分の英語は意味が大体わかっていて、話しているセリフを文字の状態でも確認できている状態となっています。
次は、少し時間を置いて(できれば次の日などに)、字幕をオフにして同じシーンを見てください。
なるべくセリフの音に集中するようにし、どこまで会話の内容を理解できるかトライしてみましょう。
この「時間を置く」という過程は、英語を勉強するにあたってとても大切です。
当然ですが言語は一日では身につきません。少しずつ時間が経っても覚えていられる力を身につけることで、本物の英語力が身につくと言えます。
最終的には、映画1本分を全部字幕なしで理解できるところを目標にしましょう。
「リスニング力を上げる」という目的で英語を勉強したい場合、選ぶ映画はどんなものでも大丈夫です。
観れば観るだけ、違った発音や話し方に慣れていくことができるからです。
どの映画を観てもリスニング力は圧倒的に身につくので、なるべく違ったジャンルや制作年の映画を観るようにしてみましょう。
2. スピーキング力を上げる勉強法
スピーキング力を上げるには、正しい発音、リズム、イントネーションを身につけることがまず大事になってきます。
ここで、「登場人物のマネをしてセリフを一緒に声に出す」という練習がとても役立ってきます。
ステップ1
英語字幕をオンにして、遅れてもいいので出てくる人たちのセリフを一緒に声に出してみましょう。
あまりにも早口だったりして追いつかなかった場合は、その部分だけ繰り返して無理のない範囲で、字幕を見ながらトライしてみてください。
この勉強法は特にエネルギーを使うので、慣れるまでは10分くらいの短い長さに区切って練習するのがおすすめです。
それでも10分の間言葉を発し続けることになるので、終わった後はかなりのトレーニングをしたような気分になることと思います。
ステップ2
ステップ1で練習したシーンをもう一度繰り返しマネしてみます。
ステップ2では、表情やジェスチャーもできるだけマネをしてみてください。
最初は一人でマネをしていることに恥ずかしい気持ちになるかもしれませんが、慣れてくるとまるで自分が演技をしているかのような気分になります。
演じているというのは、登場人物に感情移入をするということにもなります。
感情移入することは、実は記憶力を活性化させるのにとても重要なことです。
感情を伴いながら覚えたものというのは、特に記憶に残りやすいものなのです。
映画の登場人物が多い場合は全部のセリフを完ぺきにマネするのは難しいと思いますが、なるべく無理のない範囲で全員分のセリフを言うようにしてみましょう。
なるべくたくさんの人の喋り方をマネすることで、会話力だけでなくリスニング力が身につくというおまけ効果もあります。
「世代や職業や性格など、自分と共通点の多い登場人物」が出ているときは特に集中してやってみるといいでしょう。
3. ボキャブラリーを増やす勉強法
映画は実際の会話でもすぐに使えるボキャブラリーやフレーズでいっぱいです。
ここで、ボキャブラリーを増やすために効果的な学習法もお伝えします。
この学習法は上で紹介した1と2の練習法をすでに行ってから取り組むのがおすすめです。
なぜかと言うと、すでにストーリーの意味がわかっていて発音まで練習しているものの中から単語やフレーズを覚えるのは、ランダムに単語帳などで勉強するよりも圧倒的に覚えやすいからです。
すでに聞き取ることができて、何回も発音している単語の意味を覚えるのは、聞いたことも話したこともない単語を覚えるよりも何倍も楽なのです。
ステップ1
まずはノートとペンを用意し(スマホやタブレットなどでもOKです)、英語字幕をつけて決めた分の長さだけ映画を見ます。
その間、「今まで知らなかった」「会話では使ったことがない」という単語やフレーズを選んで書き出す作業を行います。
ステップ2
書き出したリストを見ながら、隣に日本語で簡単に意味を書いていきます。
すでに何度も練習したシーンのはずなので、意味を覚えていればそれをそのまま書けばいいですし、もしわからなくなったらもう一度そのシーンに戻って日本語字幕をつけて確認しましょう。
日本語字幕を見てもわからない言葉があれば、辞書やオンラインで調べてみてください。
この学習法を続けていくと、自分だけのオリジナルの単語帳ができあがります!
どんな市販の教材よりも貴重で、効果のある単語帳になりますよ。
ここで覚えた単語はぜひ、実生活でもどんどん使うように心がけてみてください。
4. 作文力と表現力を上げる勉強法
1から3までの学習法を使って1本分の映画を攻略したら、最後にもう一つ、とっておきの学習法を紹介します。
それは、観た映画の感想を文章にして書いてみることです。
1から3までの学習法は主に耳で聞いて、口でマネして、単語を覚えるという流れでした。
一方、この最後の学習法は「自らアウトプットする」という、英語を確実に上達させるためにはとても大切な部分になります。
ただ、慣れていないとゼロの状態から感想を書くのは少し難しく感じるかもしれません。
ここでおすすめのステップを紹介します。
ステップ1
どのように映画の感想を書いていけばいいのかを参考にするため、まずは実際の映画レビューを英語で読んでみましょう。
これには「Rotten Tomatoes」という大型レビューサイトがおすすめです。
「Rotten Tomatoes」のトップページで、観た映画のタイトルを入力して検索し、下の方にある「Audience Reviews」(一般観客のレビューが掲載されています)をいくつか読んでみます。
短いレビューから長いレビューまであると思いますが、とりあえず文量に合わせて5件〜10件くらいを目安に読んでみてください。
レビューを読み慣れていくと、だんだん映画の感想を書くにはどのような言葉を使えばいいかがわかってきます。
それに他のレビューを読むことで、全く別の見方をしている人がいることに驚いたり、共感ができたりと、良い刺激にもなります。
なるべく時間をかけすぎずに5件ほどのレビューをさっと読む練習を重ねることで、要点を素早く掴むリーディングスキルの訓練ができるというおまけもついてきますよ。
ステップ2
レビューを読んで感覚をつかんだら、感想を書く作業に取りかかりましょう。
ノートを使ってもいいですし、スマホやタブレット、PCを使ってもかまいません。どちらでも自分がやりやすいほうでやってみてください。
感想といっても最初から長文を書く必要はなく、もし英語で「その映画どうだった?」と聞かれたら答えられるくらいの程度(最低3文くらい)でまとめてみることから始めるといいでしょう。
感想を書くときに、その映画を観て覚えた言葉を使ってアウトプットしてみるのも、英語力アップにつながります。
覚えた言葉はとにかくどんどん使っていくことで、脳にしっかりと定着させることができるのです。
まとめ
ここまで紹介してきたように、効果的な学習法を取り入れながら映画を使って学んでいけば、実践的で質の高い英語力を身につけることができます。
ただ、この記事で紹介したすべての学習法で映画1本分を終えるまでには時間もかかります。
最初はあまり無理をせず、短い長さに区切って毎日15分〜20分程度から行うことを始めていくのがおすすめです。
少しずつでも継続して慣れてくれば、紹介した学習法をうまく組み合わせて自分にぴったり合ったやり方で効率よく学べるようになってきます。
まずは特に好きな映画を使って、「映画で学ぶことに慣れる」ことから始めてください。
気づけば、驚くほど英語が聞き取れるようになり、発音がよくなり、いろいろな言葉を身につけているはずです。
せっかくなので楽しむことを忘れずに、映画を使って質の高い英語力を身につけていきましょう!